YOMIURI ONLINE「民主の国会議員の歳費カット提案、野党冷ややか」（2011年3月2日23時23分 読売新聞。2011年3月3日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110302-OYT1T00853.htm）
によると、「民主党は2日、国会議員の歳費（月額129万4000円）の1割削減を柱とした議員立法による法案の成立に向け、自民党に協力を求め(中略）自民党は政治制度改革実行本部の村田吉隆本部長代理らが応対したが、『議員定数とセットで議論すべきだ』として回答を留保した。なお、あらかじめお断りしておくが、みんなの党や共産党の批判は正当と考え、以下においては考慮しない。
ウィキペディアは日本では評判が悪いが、あえて引用してみよう。
「議員定数」（内容は2011年3月3日現在とする。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B0%E5%93%A1%E5%AE%9A%E6%95%B0）
それによると、「イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・ポルトガル・オランダ・オーストリア・スイス・ベルギー・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランド・ポーランド・ハンガリー・チェコ・スロバキア・ギリシャ・ルクセンブルク・アイルランド・アイスランド・エストニア・スロベニアなどヨーロッパの国々や、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・トルコ・イスラエル・メキシコ・韓国・チリ・南アフリカなどでは、人口に対する議員の比率は日本より高い」という。
この他、私の知る限り、議員が多いというデータはない。
民主党のマニフェストで議員定数を唱えるのも問題だが、自由民主党も追随するようではいけない。もう少し有効な批判を望みたい。
