時事ドットコム「しびれ切らす政界=菅首相、辞任時期明言せず-「政治空白」長期化」(2011/06/11-17:25。http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011061100246)
によると、「菅直人首相が退陣表明しながら8月中旬以降の続投にも意欲を示し、政界では首相の早期退陣を求める声が一段と強まっている」という。
そんなことより菅直人・内閣総理大臣に協力しろよ!「国会では野党が菅首相の下での重要法案審議を拒否している」状況じゃ、菅さんだって目途は立てられないぞ!法案の成立に、野党は速やかに協力すべきである。所詮は少数党の横暴と取られないためにも(現実は少数党の横暴)。
時事ドットコムの、事実を伝えるマスメディアにあるまじき世論誘導発見!
「「首相がいつ辞めるかなんて議論が続くのは、時間の空費以外の何物でもない」。党内中間派の中堅議員は、こう言って首相を切り捨てた」とあるが、本当に「首相を切り捨てた」のか? (さっさと復興の仕事をしろよ!)と思っているとも読めますよ。記事の限りでは根拠がわからないなぁ。
政治家よ、マスメディアよ。くだらない菅降ろしの議論など止め、復興のために何をすべきかを議論せよ! 目処がついたら止めると既に言っているのだから、それが菅降ろしの近道だろう。もっとも、何で菅さんが悪いのかはよく理解できないが。まぁ、好き嫌いか(ダイヤモンド・オンライン「この国の政治はなぜかくも劣化したのか――被災地無視の菅内閣不信任騒動で極まった「選良」たちの厚顔無恥と議員内閣制の制度疲労 」(2011年6月11日アクセス。http://diamond.jp/articles/-/12568)
の「中国のある高名なジャーナリストが言う。「いまは国会が一致団結して、国難に当たることが最優先ではないでしょうか。ところが、国会で行われていることは、菅さんが好き嫌いというレベルの争いのように見えます」」に一票。ただ、ダイヤモンド・オンラインの当該記事は、その他がダメ。根本は、二院制(対決型の衆議院、不十分な民意反映の参議院)と、少数野党(自民党は、直近3回の選挙で、得票で民主党にすべて負けている)の暴走であることを強調できていない)、虎の尾を踏んだか(「原発タブー 原因説も あり得るな 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52046346.html)
をご一読を)のどちらかなのだろう。