清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

いまさらね 不信任決議 検討す

「官僚も 相当程度 問題だ」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52337025.html
を書くために調査したら、、「菅内閣不信任決議案趣旨説明 大島理森副総裁 平成23年6月2日」(http://www.jimin.jp/policy/parliament/0177/110271.html
なるものを発見した。ついでだから検討しておくか。

大多数がくだらない妄言で、だから内閣不信任決議案が否決され、信任状態が継続したのだが、いくつか文章を取り上げて検討する。

「内閣不信任の動きが現実のものとなり、民主党内の皆さんのそれぞれの批判、不満の動きが高まるにつれ」は、別に菅さんの責任ではない。現在の議会構成がそうさせたものだ(さん銀で過半数議席がないから。2010年の選挙では、得票第1位は民主党だったが、自由民主党議席でかつ不当な結果もあった)。「その場その場、局面に合わせて平気で相手に迎合」も同じ。

宮城県の被災者の方から電話なり、メールが来ました。被災民を愚弄するな、自分の延命のために、我々の思いを利用するな、こういう声」って、誰? 共産党支持者もいるのか? 自由民主党の支持者だとしたら、この程度は当たり前なので、根拠のない戯言と同じである。

毎日新聞朝刊政治面に、あなたの風刺画が乗っていました。「その馬(ば)」にまたがり、「党内融和」の書状を掲げて小沢・鳩山両元代表に追いすがるあなたの姿を、小沢元代表らしき人物が「やっぱり来たぜ、その場その場」と皮肉った漫画です。あなたの姿を世論がどう見ているか」って? だから毎日新聞は経営が苦しいんだよ、というのが正しい解答。分析がお粗末なので。たまたま小沢さんだったのであり、過半数議席衆議院で獲得しておきながら、その時に戦った野党と妥協しなければならないなら、一定程度の反対はあって当然だろう。

「私は青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、すべてを見ました。2回見ました(中略)もしがれき一つとってみて、国の直轄で必要なら、すぐにでも法改正をやったら良い。なぜそのようながれきの山があるかを分析し、対応するのが、本来、与党の諸君の責任であり、菅さんの責任なんです。我々の意見を聞いてから、2次補正を決める。菅総理、あなたは、政府のトップでしょう。あなたが自分で決めることができないなら、今すぐお辞めになって、我々にやらせてください」って、無茶だよ。自由民主党などの野党が潰そうと思えば潰せるのだから。「自分で決めることができない」のは、菅さんのせいではなく、議会構成のせい。内閣不信任決議を出している暇があったら、協力しろよ!と言うこと。

「パフォーマンスしか考えない」って、パフォーマンスもしない政治家って、いるの?

「どうしたらねじれ国会の中で、これを成立さしめるかという心構えもなければ、ただ叫んでいるだけでは、成立しないのです」→何をしようと、野党が拒否すれば、成立しない。「党内の議論」は、究極的には関係ない。得票多数の民主党が、少数野党の自由民主党らに邪魔される現状じゃ、誰も選挙に信頼を置かなくなりますよ。二院制の改正が必要と痛感した次第。

普天間移設問題では、日米同盟の弱体化を招いて、沖縄県民に後ろ足で砂をかけ愚弄した。先の沖縄県知事選では民主党の諸君は候補者すら出せないのではないですか。政権与党としての責任がないのです」というが、2010年参議院銀選挙の得票第1位は、社会民主党自由民主党は第4位、民主党は第2位(「沖縄県 自民と社民が No.1」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/50869662.html
)。選挙区において自由民主党系の候補が勝ったわりには、民主党より比例では負けている自由民主党って、なんなんだろう? つまり、「愚弄」の根拠がよくわからないのである。

「自ら任命した内閣の方々が、あるいは民間人、党内、西岡参院議長から退陣要求を突きつけられたというこの現実を、皆さんが、総理がただ言葉ではなくて、何が自分に足らざるものかをしっかり考えないリーダーは進歩しないのです」→発言者の思惑を考慮しないのではねぇ。

「昨年、あなたが初めて陣頭指揮し、見事に惨敗を喫した参院選」というが、得票では第1位で、選挙制度がおかしいだけである。議席構成が変われば、「わが党に対して、あなた方、菅総理お得意の「抱きつき作戦」に出」るのは当然で、正確に物事を見ない大島さんのほうが「国民の信頼を失ったのでしょう」って、とっくにしてるか。
 
「さらに総理になってからの所信表明を私はずっと読ませていただきました。多分民主党の皆さんでもほとんど理解できない言葉が羅列されています。「有言実行内閣」「平成の開国」「最小不幸社会」、最後は「不条理をただす政治」。何を言っているのか、私にはわかりません」って、分からないで内閣不信任決議案を出すの?大島って、ホントバカだなぁ(大爆笑)。

「実際は強行採決、審議拒否のオンパレードでした」というのは実は悪くない。法案修正権や審議を促進する手段がないなど(大山礼子『日本の国会』(岩波新書、2011)をご一読ください)、内閣が弱い状況では、菅さんは、あらゆる手段を用いて駆け引きをしていると評価できるだろう。

「昨年の臨時国会では、過去最低レベルの法案成立率、これは民主党の諸君、わかっていますか。まったく国会で結果を出せていないということなんです。政治家として、政党として、これは恥ずべきことなんです」というのも、たぶん間違い。自由民主党等の野党が、過半数議席衆議院)+最多議席参議院)という結果をないがしろにした、非民主主義的は横暴があったとみるほうが、客観的だろう。

「四点目」については、「官僚も 相当程度 問題だ」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52337025.html
に既述。

「政府の「復興基本法案」は、震災発生から2か月以上経過してやっと提出されました」って、「財政基盤も弱い今回の大震災を、同列に論じることはできないのです」なんでしょ? 遅くなったのは仕方ないのでは? それより、法案成立に、自由民主党は協力したのか?

「総理、あなたは関係機関との十分な検討、すり合わせもなく、仮設住宅について「お盆までに希望者全員を入居させる」とぶち上げました。このお盆は来年のお盆ですか。大畠国土交通大臣が大変慌てました。その国土交通大臣は先日、「5月で3万戸」の目標すら達成できないことを明らかにしました」って、もしかして、地方自治体の首長を使って嫌がらせしたの? ニーズが変わることぐらい普通にあると思ったけど。

「あなたがそういう結果責任を巧みに避ける政治手法は、枝野官房長官も共有しています。東京電力の賠償スキームに、なぜ金融機関の債権放棄が絡まなければならないのか。債権放棄を求めるのであれば、正当な理由を示し、法律によって、政府の責任でさせるべきであります」→個人的に債権放棄はよくないが、趣旨はわかるよ。賠償額を増やそうとしているので。所信表明の読解力のない大島さんらしいとんちんかんな見解でした(大爆笑)。

「20km~30km圏の「緊急避難準備区域」も住民を困惑させています。「何かあった場合はすぐに避難できるようにしておくこと。住むのは勝手だが自己責任」という理屈」というが、政府が最小限の介入にしようとしているわけで、悪くはないだろう。

「総理が福島に行った時の映像、覚えているでしょう。「もう帰るんですか」、あなたに厳しい叱責の声が飛んだのは被災地の、田村市総合体育館。葛尾(かつらお)村の住民が避難生活している場面だったでしょう。あなたが訪問した時のことです。よほど堪えたのでしょう。うろたえたあなたがその経験に学んだことと言えば、次の避難所訪問に5時間も費やしたことでした。プライバシーもままならない避難所に、大勢の警護官や関係者を引き連れて、5時間も滞在する」→だから、速やかに帰ったほうがいの?長時間いたほうがいいの? カルト宗教レベルの発言だよ、大島さん。

「総理の器ではなく、資質もない」って、誰でも総理になり得るのが今の日本で、ナンセンスな発言。しかし、日本語も読めない大島さんは、客観的に「資質もない」けどね。

「総理、あなたが替わることにより、原子力発電事故災害対策、復旧・復興を、責任ある、そして心ある形で前進させる態勢を創るための、新しい政治の枠組みを考えることができるのであり、我々には、その用意があります」→ならこんな演説やってないで、さっさとやれよ!

カルト宗教の教祖様レベルのくだらない妄言をたっぷり楽しんでしまった。客観的情勢をとらえず、己の言に酔いしれているだけの、大島理森自由民主党副総裁を、政界から引退させる手立てはないものだろうか?