清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

手続きに 異常にこだわる 谷垣さん

繰り返しになるが、上記asahi.comによると、「自民党谷垣禎一総裁は17日昼、自民党本部で開かれた衆参両院幹部の会合で、「ポスト菅」の民主党政権との大連立について「大連立は例外中の例外だ。3月の震災当初にきちんと手順を踏んでいればできたかもしれないが、そういう判断に立つことはない」と述べ、否定的な考えを示した」という。
 
「3月の震災当初にきちんと手順を踏んでいればできたかもしれないが」とあるが、「震災当初」からそんなことにこだわっているほうが異常である。
 
いらぬ内閣不信任案で政治に混乱をきたし、変な妥協を要求して日本をダメにしつつある、自由民主党の汚名返上の機会だったのだが。
 
民主党は、(国民新党を含め。なお、無所属は考慮しない)衆議院過半数議席を持っているので、それを前提として民主党を中心とした政権プランを示すと(厳密な数値ではなく、清高が考えたプラン)、
 
(1)衆議院で3分の2の議席を獲得するプラン
民主党国民新党公明党(①に公明党が参加するプランも考えられる)
など。
 
(2)参議院過半数議席を獲得するプラン
(1)の①と②。
 
連立に参加しないということは、自由民主党の立場からは一番望ましくないはずの、(1)③を許すということにもなりかねないのに。何を考えているのだろう。
 
つまり、連立したほうが合理的なはずである。
 
民主党に得票が集まったことに敬意を表しつつも、民主党の政策哲学をなるべく壊さないようにして、自党の立場を主張するのが、自由民主党の採るべき道だと思うが。
 
民主党も、自由民主党がダメなら(公明党も金魚のフンで期待できない?)、(1)③を本気で検討したほうがよい。日本共産党も、連立であれ何であれ、政権に参加することで一皮むけるかも。
 
どこも民主党等と政治をやりたくないというのはおかしくないか? 自らの主張を取り入れるチャンスなのだが。何のために政党を作っているのだろうか? もっとも、2007年の参議院議員選挙から、3回連続で得票では民主党が勝っていることはお忘れなく。つまり、民主党の政治哲学には、一定程度の敬意を持ってほしい。