清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

民主党 だけじゃないんだ 審判は

2012年12月4日13時38分に配信された時事ドットコムの記事のタイトルは、「民主政権に審判=原発、消費税争点-挑む自公、第三極・衆院選公示【12衆院選】」(http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2012120400080&j4 )  。

しかし、このタイトルは、間違っている。

民主党の単独政権じゃない、と言いたいのではない。

野党も審判されるのだ。

2010年7月の参議院議員通常選挙後において、民主党国民新党で、参議院において過半数議席がなかった。衆議院で3分の2の議席を得るのはそもそも容易ではないので、与党が参議院過半数議席がないと、立法が滞るのだ。

そうなると、野党の反対のほうが問題の場合も、多々あるはずである。ゆえに、野党も審判されるとして、問題ない。現在の政治が悪ければ、野党に鉄槌を食らわすのも手だろう。

私は被災地の住民だが、一番腹が立ったのは、選挙すら容易でないのに(2011年に行われる予定だった統一地方選は震災のため延期になった)、内閣総理大臣の解散権を発動するように促した(内閣不信任決議案を提出した)、自由民主党公明党たちあがれ日本(→太陽の党→日本維新の会)である。

そんな政党でも、単に民主党に反対だから、勝ってしまうのだろう。釈然としない。

なお、今回の選挙、いわゆる第3極が流行語になっているが、日本維新の会は、第3極ではなく、第2自由民主党というべき存在なので、それを念頭に置いたほうがよい(証拠は参議院HP「会派別所属議員数一覧 第181回国会(臨時会)(平成24年10月29日~平成24年11月16日)」(http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/181/giinsu.htm ))。実は、宮城1区で、日本維新の会から出馬予定の候補が出馬しないことになったが(Sankei Biz「日本維新の公認候補、出馬を辞退 宮城1区「家族が強く反対」」(2012年12月4日12時49分。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121204/mca1212041250019-n1.htm) )、Sankei Bizの記事にある「みんなの党」や、当ブログで言及した自由民主党の候補に入れることが考えられよう(また、みんなの党も第3極ではなく、第2自由民主党の可能性がある)。真の第3極は、数や現実性の観点からは、日本未来の党だろう(だからと言って、いいわけでもなんでもないが)。