どこかが3分の2以上の議席を獲得すれば別だが(全員出席を前提として、憲法第59条第2項参照)、そうでなければどうなるのか? 強い参議院の議席構成をチェックしてみよう(参議院HPより。2012年11月16日現在。データなので著作に該当しないと判断している。http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/181/giinsu.htm)
公明党 19
国民の生活が第一 12
みんなの党 11
日本共産党 6
社会民主党・護憲連合 4
みどりの風 4
新党改革 2
新党大地・真民主 2
各派に属さない議員 5
合計 242
最近の動きでは、たちあがれ日本を母体として太陽の党ができ(時事ドットコム「「太陽の党」旗揚げ=石原、平沼氏共同代表に-維新と第三極結集目指す」(2012年11月13日21時27分。http://www.jiji.com/jc/zc?k=201211/2012111300521 )、さらに日本維新の会と合流し、日本維新の会となった(YOMIURI ONLINE「石原氏代表、橋下氏副代表に…維新と太陽合流へ」(2012年11月17日9時46分。http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T01116.htm )。
それにしても日本の労働組合・労働運動の弱いことよ。日本最大の労働組合のはずの連合が支持しているのに、離党者続出で敗北が予想される民主党。もちろん、世界的に労働組合の弱体化の傾向があるのは知っている。しかし、ビジネスパーソンとしては、民主党の離党者続出+敗北予想は、望ましいことではないはずだが、どういうことなのだろう?