NHK NEWSWEB「首相 復興庁法案は通常国会に」（8月1日12時33分。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110801/t10014604131000.html）
によると、「菅総理大臣は、参議院の震災復興に関する特別委員会で、復興施策の企画立案などを担う「復興庁」を設置するための法案について、年内に具体的な内容をまとめ、来年の通常国会に提出したいという考えを示しました」という。
遅いよ。もっと早くできないの? 通常国会(現在はそう)閉会後、速やかに臨時国会ぐらいできないの?
どういう事情があれ、菅直人・内閣総理大臣は、国民の声を誠実にとらえ、辞任に向かおうとしている発言と言える。
しかし、肝心なのは、一日も早い復興のはず。だとすると、「来年の通常国会」（NHK NEWSWEBより）というのはまずいんじゃないか?
それにしても、震災直後から、明確な理由も示さずにただギャ～ギャ～と「やめろ」と叫び、挙句の果てには内閣不信任決議案まで出す野党(自由民主党、公明党、たちあがれ日本)が引き起こした政治的混乱が、復興を遅くし、日本を悪くしているような気がしてならない（民主党の非主流派だって、野党が騒がなければ乗れない）。
現在は緊急時なのだから、野党は与党に可能な限り協力し（その結果、菅直人・内閣総理大臣は辞任するはずだし、しないならその時は厳しく批判してよい）、復興庁を速やかに議論するなど、政治をすべきである。
