清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

「「合理的 根拠」」がないから 慰謝料だ

2011年11月4日15時42分配信のMSN産経ニュース(http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111104/waf11110415430012-n1.htm) によると「北朝鮮拉致被害者の有本恵子さん=拉致当時(23)=らの安否について、ジャーナリストの田原総一朗氏(77)がテレビ番組で「外務省も生きていないことは分かっている」と発言したことをめぐり、有本さんの両親が田原氏に計1千万円の慰謝料を求めた訴訟の判決が4日、神戸地裁であった。長井浩一裁判長は「発言には合理的根拠がない」として、田原氏に対して有本さんの両親に計100万円を支払うよう命じた」という。
 
「田原氏が発言の根拠とした外務省高官への取材テープの提出」(MSN産経ニュースより)がなかったことが大きかったか。「「取材源の秘密」」(MSN産経ニュースより)も大変結構だし、それがために負けるのも結構だが、肝心なのは、田原さんの発言が本当かどうかであり、ズレた話にしか見えない。
 
それはさておき、人が死んだ、という話が虚偽だと、裁判で慰謝料が取れるほど「「心情を傷つけられ」」(MSN産経ニュースより。「有本さん側」の発言)るものだろうか? 
 
その一方で、酷い名誉棄損と思われるようなものが論評の自由で認められなかったり、というのもある。発言の名誉棄損や不法行為の事例を見たら、意外とその時のフィーリングだったりして。
 
もっとも、裁判は、まだ続くので、今後の展開は予断を許さない。
 
なお、下記URLの記事もご参照ください。
2011年11月4日15時6分配信のasahi.comの記事(同じ事件を扱っています。http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201111040060.html) 
 
清高の ニュースの感想 その他の文 より
「時期来たら 本を書くのか 田原さん 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/48151838.html
「本よりも 提訴のほうが 早かった」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/49047341.html
「田原さん さっさと本を 書いてくれ」( http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/50304478.html
「「被害者」で 思考を停止 するなかれ 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/51295438.html
 
*2011年11月5日追記
 
2011年11月4日15時6分配信のasahi.comの記事によると、「拉致被害者と家族は拉致被害者支援法で特別の保護がなされており」とある。しかし、法令データ提供システム「北朝鮮当局によって拉致された被害者等の支援に関する法律」(2011年11月5日アクセス。http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%9d%66%92%76%94%ed%8a%51%8e%d2%8e%78%89%87%96%40&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=H14HO143&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1) を見ると、国がすることが書いてあるだけにすぎず、「「法的保護に値する」」(asahi.comより)という解釈を導けるかどうかは、疑問の余地があろう。