なんと、いわゆるオウム真理教事件で指名手配された被疑者が逮捕された。おそらく殺されたのだろうと推測していたので、ビックリである。
その事件について、1月1日16時10分配信のNHK NEWS WEB（http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120101/t10015004411000.html） によると、「ジャーナリストの江川紹子さんは、松本死刑囚の死刑執行を遅らせることが目的だった可能性を指摘しています」とのこと。
読み進めると、逮捕された被疑者「『の裁判が始まれば、証人になる可能性がある（中略）死刑囚の執行は非常にやりにくくなるため、死刑の執行を遅らせることが出頭の目的だった可能性がある』」とのこと。
実際にここまで考えていたかはわからない。
しかし、このようなことが考えられるなら、死刑制度に欠陥があるということである。
無期懲役であれば、作業をしつつ、証人になることが可能なのだから、死刑より優れている。
というわけで、死刑賛成の根拠が、また一つもろくも崩れ去った江川さんの発言でした。
