まずはあらすじ。2000年のプーチン大統領誕生から、北方四島(順不同で、国後島、択捉島、歯舞諸島、色丹島)は、インフラが整備され、そのために中国人や北朝鮮人の労働者が入るなど、ロシア化が進んでいる。日本政府は一括返還を求め、元島民も同調しているが、根室と北方四島はそもそも密接な関係があるうえ、根室の経済が疲弊しているので、経済交流を求める声が元島民二世を中心に出ている、という話。
詳しく調べたことはないが、北方四島は、日本固有の領土として、以下も話を進める。
もちろん、日本固有の領土なのだから、日本政府が一括返還を求めるのは当然である。島民の理想もそうだろう。
しかし、経済が悪ければ何でもやらなければならないわけで、経済交流を求める声も、それなりに理解できる内容である。
最近よく思うのだが、経済がいいことが政治で一番大事であり、それからすると法や理というのは優先順位が低いようだ。もっとも、経済が良すぎて物価が上がるのもよくないのだが。
*北方領土について、当ブログでのエントリー