清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

検証と インタビューをね まとめたよ

NHK NEWS WEB「菅前首相の事故対応“不合格”」(2月28日 18時52分。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120228/k10013353701000.html ) によると、「民間の事故調査委員会福島原発事故独立検証委員会」は、28日午後、東京・千代田区の日本記者クラブで記者会見を開きました。
この中で、委員長を務める科学技術振興機構の前理事長、北澤宏一氏は、当時の菅総理大臣の事故対応について、「原発から撤退したいと申し出てきた東京電力に対し、みずから本店に乗り込み、げきを飛ばして、結果的に50人の作業員が原発に残ることになったことについては、最悪のシナリオを避けられたこともあり、功績は大きかったと思うところもある。しかし、菅前総理大臣が電池の大きさひとつにまで関与するなど、官邸によって行われた現場への過剰な介入のほとんどについては、評価することができない。さらに菅前総理大臣は、情報の出し方に失敗し、国民の間に不信感が広がることになり、全体的には対応は不合格だったと言わざるをえない」と述べました」とのこと。

NHKの報道の限りでは、極めて公平な報告書のようだ。ただ、終わってからでは何とでも言えるともいえる。でも、反省をし、後の人が妥当な対応をするしかない。

それでは、菅直人・前内閣総理大臣は、どう考えているのか? 時事ドットコム「菅前首相インタビュー要旨」(2012年2月28-16時4分。http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012022800646 )もあわせてご覧いただこう。

読んだ限りでは、おおむね反省しており、事情が分かる出来である。人のせい、と評価することも可能ではあるが(「東電から上がってくる情報そのものが極めて不十分」など)。

記事の紹介に終始した感があるが、後世の人は、とりあえずは、素直に報告書に従ったほうがよいのだろう。菅さんが「不合格」(NHK NEWS WEBより)でも、やめさせることができないしなぁ(議員としての不祥事でもないし)。