理由は、「『歌っていたか否かの厳密な確認は不可能で、処分は難しい』」からだという。
そもそも不起立でも処分する必要はないと私は考えているが、処分されなかったのは大変結構なことである。
「口元チェック」では、たしかに難しいだろう。口を小さくして歌う人もいるので（口の空き方は人それぞれなので）。
日本では、私の知る限り、学校の式典以外で、不起立も不意斉唱も咎めるところは、ない。仮に斉唱をするのであれば、この現実をヒントとして、どの場合を処分するかの妥当性を追求すべきである。
口元で 処分しないの 結構だ
2012年3月23日15時43分配信の朝日新聞デジタル「君が代「不斉唱」の教員、処分見送り 大阪府教委」（上からアクセス）によると、「大阪府教委は２３日、口元チェックで「歌っていなかった」と報告された府立高校教員について、処分を見送る方針を固めた」という。
