清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

文科省 認識問題 なかったか?

YOMIURI ONLINE「SPEEDI公表遅れは「適当」…文科省報告書」(2012年6月12日09時56分。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120612-OYT1T00212.htm )によると、文部科学省は、「放射性物質拡散予測システム「SPEEDI(スピーディ)」の結果の公表遅れについては、「現実をシミュレーションしたものとは言い難いと認識しており、当時の状況では適当だった」と反論している」という。

一方、47NEWS「SPEEDIに基づき高線量測定 事故直後、文科省浪江町で」(2012/06/11 22:58。http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012061101002430.html )によると、「東京電力福島第1原発事故が発生した4日後の昨年3月15日、文部科学省が緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による予測結果を基に、原発の北西約20キロの福島県浪江町に職員を派遣し、実際に高い放射線量を測定していたことが11日、分かった」という。

おそらく、YOMIURI ONLINEに書かれているような認識だったのだろう。しかし、「職員を派遣」(47NEWS)となると、尋常ではない。

念のためということもあろうが、文部科学省に対する批判は収まらないだろう。

官邸も、現時点では、SPEEDIの存在を知らなかったと聞いている。知っていれば・・・。

それにしても、国会の事故調査委員会、ツッコミ不足である。過剰介入よりも、SPEEDIがなぜ使えなかったのか、などをもっと解明しないとダメだった。

まぁ、次に同様な事故が起こったら、SPEEDIやそれに類似するシステムを使わないのは、論外となろうね。