清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

とんちんかんな 真紀子批判は うんざりだ

第3次野田佳彦内閣が始動した。

私は別に注目していなかったが、マスメディアにとっての最注目(だからこのエントリーをアップする)は、文部科学大臣田中真紀子さん。

転載元のウォール・ストリート・ジャーナル日本版をはじめ(「田中真紀子文科相就任に期待と不安」(2012年10月2日15時19分。上からアクセス)、朝日新聞デジタル文科相田中真紀子氏 期待と不安、交錯」(2012年10月02日。http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001210020004 )、MSN産経ニュース「“劇薬”田中真紀子氏起用 対中重視、政権混乱の危険性も」(2012年10月1日7時6分。http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121001/plc12100107080009-n1.htm )など、不安を煽る記事が目に付く(Google ニュース検索の結果は、https://www.google.com/news?ncl=dRKfr2e3hyyKJPMWohZ9g5WLTMgmM&q=%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%9C%9F%E7%B4%80%E5%AD%90&lr=Japanese&hl=ja )。

もちろん、「第1次小泉内閣で外相に任命されたが、官僚と衝突し1年もたたずに辞任した」(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版より)ことは覚えている。しかし、だから文部科学大臣ではうまくいかないということは意味しない。あえて言えば、選任した小泉純一郎・当時内閣総理大臣の責任である(もちろん、外務官僚にも問題があろう)。だから、不安を煽るような記事は、とんちんかんな記事として捨ててよい。

エントリー執筆現在で、田中真紀子文部科学大臣関係で一番まともな記事は(もちろん、エントリー以後、色々なメディアが報じると思う)、nikkansports.com「朝鮮高無償化「判断の時期」真紀子文科相」(2012年10月2日18時20分。http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121002-1026600.html )である。

田中真紀子・新文部科学大臣は、以前、朝鮮学校を視察している(日テレNEWS24田中真紀子衆院文科委員長が朝鮮学校を視察」(2010年3月3日 18:57 http://news24.jp/articles/2010/03/03/07154645.html )。日テレNEWS24の記事からは、田中・新文部科学大臣朝鮮学校についてどう思っているかはわからないが、「国連の人種差別撤廃委員会は16日、高校無償化の対象から朝鮮学校を除外する案に「懸念」を表明した」という。(47NEWS「国連、朝鮮学校除外に「懸念」 高校無償化問題」(2010年3月17日9時13分。http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031701000214.html それのみならず、「同委員会は朝鮮学校だけでなく在日韓国人や中国人の生徒が通う学校に対する補助金や税制面での公的支援が通常の学校と異なることにも懸念を表明」ともある)。

nikkansports.comに書かれているような、「拉致被害者家族らの反発」として拉致被害者家族に差別の責任を被せないで、速やかに無償化(厳密に言えば、「高等学校等就学支援金制度」。文部科学省HPより。http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm )をすべきである。これができるかが、とりあえず、田中真紀子・新文部科学大臣のチェックポイントである。