清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

和解金 払って解任 おかしいよ

読売新聞2012年6月14日朝刊13版25面「男女の日本代表前監督に和解金」によると、「日本バスケットボール協会は13日の理事会で、任期途中で解任した男子日本代表のトーマス・ウィスマン前監督と、女子日本代表の中川文一前監督に和解金を払うことを承認した。約2年間の契約期間が残っていたウィスマン氏に対しては年俸の約1年分、約1年の契約期間を残していた中川氏には年俸の数か月分を支払う」という。

結果が出なくて解任、というのは、スポーツではよくあること。ただ、この解任、そもそも妥当で、年俸数か月分を払う価値があったのだろうか?

現在の男子FIBAランキングは、http://www.fiba.com/pages/eng/fc/even/rank/p/openNodeIDs/943/selNodeID/943/rankMen.html からみてもらうとして、日本は、アジアで6位の実力である(中国、イラン、レバノン、ヨルダン、韓国、日本、の順)。記憶で申し訳ないが、2011年のFIBAアジアバスケットボール選手権の当時、カタールも日本より上だったので、2011年の大会当時は7位の実力。それが7位だったのだから、どうということのない成績である。ましてや、アジア大会で4位だった時のポイントガードが2人使えなかったのだから、苦戦しても仕方のない状況だったはずで、ウィスマンさんのせいではない。

また、女子の場合、最終予選に行けたわけで、最低限の目標は達成している。なぜ解任するのだろう?

もちろん、欲しいのは、結果だ。しかし、現状分析抜きで、望まぬ結果は全てヘッドコーチに押し付けても、何にもならない。