結果が出なくて解任、というのは、スポーツではよくあること。ただ、この解任、そもそも妥当で、年俸数か月分を払う価値があったのだろうか?
現在の男子FIBAランキングは、http://www.fiba.com/pages/eng/fc/even/rank/p/openNodeIDs/943/selNodeID/943/rankMen.html からみてもらうとして、日本は、アジアで6位の実力である(中国、イラン、レバノン、ヨルダン、韓国、日本、の順)。記憶で申し訳ないが、2011年のFIBAアジアバスケットボール選手権の当時、カタールも日本より上だったので、2011年の大会当時は7位の実力。それが7位だったのだから、どうということのない成績である。ましてや、アジア大会で4位だった時のポイントガードが2人使えなかったのだから、苦戦しても仕方のない状況だったはずで、ウィスマンさんのせいではない。
また、女子の場合、最終予選に行けたわけで、最低限の目標は達成している。なぜ解任するのだろう?
もちろん、欲しいのは、結果だ。しかし、現状分析抜きで、望まぬ結果は全てヘッドコーチに押し付けても、何にもならない。