清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ニッポンの アイドルのほうが 独特か(最近は 録画の番組 見ているよ①)

最近、以前収録した番組をよく見ている。その中で印象に残った作品を何本か取り上げる。名付けて「最近は 録画の番組 見ているよ」。

1回目は、は、2012年10月25日22時から放送されたNHK総合「地球イチバン 地球でイチバンのアイドル大国 K-POP」。

番組によると、2011年音楽輸出伸び率世界一なんだそうだ。もちろん、輸出に熱心なのは、韓国ではユーザーが少ないから。イギリスのポップスをアメリカに売るようなものだ(『貧困問題がわかる③』参照)。

K-POPの特長としては、4ヶ国語のバージョンがあって(韓国語、英語、日本語、中国語)それぞれに歌いやすく、フックソング(ある曲は"Nobody"が62回使われている)の技法を用い、踊りやすいダンスがあり(ポイントダンスという手法を用いているそうだ)、集団でのダンスの統一性があり、動画をただでアップロードし(違法アップロードでCD等の売上が激減したが、それを逆手に、動画を見聞き放題にし、コンサートで稼ぐモデルにした)、その動画の6割は全身を写して、見た人が踊りなどをや(「た」に訂正。2017年1月12日)めしやすいようにしているとか。そのK-POPの動画再生回数は23億回で、1位は日本で約4億回、アメリカは2億回、サウジアラビアは4,000万回だという。

どんな世界でもそうだが、K-POPの世界も厳しい。オーディション番組は全世界から190万人が応募するが、毎日11時から翌日2時までレッスンの人もおり、化粧や酒、ファストフードが禁止されている人もおり、下積みも長い(A-PRINCEが取り上げられていたが、リーダーは8年の下積み。兵役もあり、追い詰められている)。

そんな工夫があることを示したのも有益だったが、番組の中で一番印象に残ったのは、ゲストのデーブ・スペクターさんのコメント。趣旨を述べると、日本のアイドルは身近なのが売りで、成長するのを応援する楽しみがあるが、それ以外の国では、完成度の低いアーティストや作品はダメなのだという。意外と日本の音楽のほうが独特だということにも気が付き、有益な番組だった。