2012-12-18 過半数の 支持がないのが 188 選挙 政治 第46回衆議院議員総選挙のスタッツの話。今度は小選挙区の、選挙区ごとの得票率を見てみよう。 憲法第59条第1項を見るまでもなく、余程のことがない限り、意思決定は、過半数の賛成でやるのが普通である。 今回の小選挙で、過半数の得票があって、小選挙区で当選したのは、300人のうち、何人でしょう? 答えは、112(読売新聞2012年12月18日朝刊12版6~8面による)。 つまり、188人が、過半数の支持・得票を得ることなく、小選挙区で勝ってしまったのだ。 少ない人間の支持しか得られない人が、平然と国会議員をやっている国、それが日本なのだ。 やはり、少数派の支持で国会議員になれる、小選挙区の1回投票制は、問題がある。何らかの制度改革が求められる。