2013年7月4日、第23回参議院議員通常選挙が公示された。
当然、紙の新聞も大々的に取り上げる。読売新聞(東京本社版)朝刊1面も、そう。
そこに「実績か代替案か 品定めを」と題した、永原伸・政治部長の署名記事があった。
それによると、(以下ルビ省略)「選挙となると、ともすると票目当ての大衆迎合的な訴えや、相手を貶める誹謗中傷が横行しがちた。特に主要論点の一つである憲法改正を巡って「戦前への回帰」「右傾化」といったレッテル貼りが目立つが、国のありようを真剣に論じ合う絶好のチャンスを無駄にすべきではない」とある(読売新聞東京本社版2013年7月5日朝刊13版1面)。
下記URLによると、「聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説妨害してましたが(中略)彼らは恥ずかしい大人の代表たちでした」とある。
実は左翼ではないという報道もある(毎日.jp「安倍首相:FB書き込み波紋 書かれた側「左翼ではない」」(2013年06月29日 10時50分(最終更新 06月30日 23時46分)。http://mainichi.jp/select/news/20130629k0000e010189000c.html
)。この点から安倍さんのフェイスブックの「左翼」は、「誹謗中傷」(読売新聞より)と認定されても仕方ないだろう。仮に左翼だったとしても、内閣総理大臣に意見を届けたいという思いを「恥ずかしい」(安倍さんのフェイスブックより)と表現するのもどうかと思う(もっとも、どれくらい演説が邪魔されたのか、現場に行っていないから分かっていないことを付記しておく)。
一国のトップの言動を無視した読売新聞の政治部長・永原伸さんは、バカにされても仕方ないだろうな(大笑い)。