清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

3人制も 欧米人が 強かった

昨日、仙台市ゼビオアリーナ仙台で、①「FIBA3×(バイ、と読む。清高注)3 WORLD TOUR FINAL2014」(http://worldtour.3x3league.com/

)を見に行った。
 
きっかけは、ある日、BS12の楽天戦を見ていたら、②「3×3 STYLE」(http://www.twellv.co.jp/program/sports/3x3.html
)のCMをやっていたからである。色々調べているうちに、③「3×3 TOURNAMENT.EXE」(3×3.EXE オフィシャルサイトよりアクセス。http://exe.3x3league.com/
)が、2014年9月28日の、仙台放送祭りで行われており、そこでWORLD TOUR FINAL2014を知った。
 
筆者は、ゼビオアリーナ仙台初体験。ゼビオのお店、HALEOドーム(仙台89ERSの練習場)など、インパクトのある施設が結構あった。
 
ゼビオアリーナの入口でパンフレットをもらったところ、試合開始(準々決勝第1試合)は12時45分。まずは芋煮(入口で芋煮が振る舞われていた)などを食べ、12時近くにアリーナへ。バスケットボールのゴールやら、ホンダの軽自動車やら、色々あった。
 
BS12の「3×3 STYLE」を3回目から見ている筆者、「3×3 PREMIUM.EXE」の優勝チーム、DIME.EXEの活躍を期待していたが、前日の予選リーグで負け、結局11位だった(①のサイトで確認)。というわけで、DIME.EXEの試合は見ていない(前日は行っていないので)。
 
試合の前に、「Samsung シュートコンテスト」。2点シュート(3×3では、ラインより外からのは2点、中からは1点。フリースローは1点。だから、フリースローと外からのシュートのウェイトが、5人制より大きい)のシュート数、時間を競う。試合に出場していた選手から10人がエントリーし、4人が、後の決勝戦に駒を進めた。
 
準々決勝4試合は、全て前日の予選リーグ1位チームが勝利。ところで、今年は、5人制の世界大会の年。④男子のワールドカップ(http://www.fiba.com/spain2014
)、⑤女子の世界選手権(http://www.fiba.com/turkey2014
)において、アジアで予選リーグを突破したのは、女子の中国のみ。3×3も、アジアの予選大会を突破したチームの決勝トーナメント進出率は、5割(マニラ2-2、中国1-0、日本1-0)。リオデジャネイロは2-0だったからそれよりマシというくらいか。でも、試合を見たら、マニラ予選突破チーム(Manira West,Jakarta)が、プラハ予選やローザンヌ予選突破チーム(要するにヨーロッパのチーム)より、体つきが見劣りしてしまった(試合が拙い、とは言っていない)。5人制の世界大会は、フジテレビNEXTが無料で放送した、アメリカvsメキシコしか見ていないが、5人制のアジアもそんなものか、と想像してしまった。
 
準決勝の前に、「Samsung シュートコンテンスト」の決勝。DIME.EXEの、西塔佳郎選手も予選突破。決勝は大半の選手のスコアーが伸びず。決勝の方式は、45度×2、90度、3個ずつ、計9個(1点ずつ)。それが終わったら、更に遠くからスペシャルボール3個(3点)。スペシャルボールを唯一決めた、Majstorovic選手(Novi Sad)が優勝。
 
各試合、チアリーダーがいて、試合を盛り上げる。準々決勝第1、第2、準決勝第1、決勝は FIBA CHEERLEADERS、準々決勝第3、第4、準決勝第2試合は、89ERS CHEERSが担当した。応援のスタイルが違って面白かった。すなわち、FIBA CHEERLEADERSの方は、選手(コート)の方を見て、89ERSの方は、客席の方を見てパフォーマンスしていた。FIBAが一義的に選手のため、89ERS CHEERSが一義的に客のためにパフォーマンスしているように見え、それぞれの体質というか、哲学が伺われた。
 
決勝の前に、「Nike ダンクコンテスト」の決勝。プロダンカーの登場も、パーカー・マーベリー選手が、身体能力を生かせず、イマイチだった。決勝に唯一残っていた試合出場選手のMichael Lieffersはいいパフォーマンスだったが、所属チームのSaskatoonが決勝戦を控えていたため、第2ラウンド(2ラウンド制で、各2回。麒麟の田村裕さんなど、3人の審査員が、10点満点で審査)辞退。ホンダの軽自動車を使ったパフォーマンスなどが絶好調だった、リピンスキー・ラファル選手が優勝。
 
決勝は、Novi Sad(セルビアプラハマスターズ(予選)優勝)vs Saskatoon(カナダ。シカゴマスターズ(予選)優勝)。パンフレットによると、SaskatoonのMichael Linklater選手は「2012-2013シーズンは日本のNBLでもプレーしている」とあるが、5人制のNBLは、2013年シーズンからのはずなので、おそらく間違いであろう。どこでプレーしていたか、ご存じの方はコメント欄にて。
 
決勝は、最初のうちは五分だったが、「3×3世界ランキング1、2、3位の選手がいる優勝候補の大本命」(パンフレットより)のNovi Sadが突き放し、最後は21点をとってノックアウト(10分間で21点を取るか、点を多く取ったほうが勝ちだから)。優勝賞品は、浦霞宮城県の日本酒。鏡開きつき)、賞金2万アメリカドルなど。
 
大変盛り上がったが、現時点では、体格のいい欧米勢が有利の印象。決勝進出チームのひとつのManila West は、「フィリピンのバスケトップリーグPBAの現役スター選手で構成」(パンフレットより)したが、ヨーロッパのチームより見劣りした印象。そして、5人制において、ビッグマンでも3ポイントシュートを放つ哲学を持つ欧州勢が優勝したのも順当か。
 
*個人のみ、敬称又は「選手」と表記。名前に間違いの可能性あり。
 
** 「FIBA3×3 WORLD TOUR FINAL2014」の模様は、2014年10月25日16時から、BS12「3×3 STYLE」でも放送されます。