DHCテレビ制作・著作の「ニュース女子」は、東京MXテレビやBS11などで放送されているが、東京MXテレビやBS11での放送が、2018年3月までになるという。
)によると、「MXは放送責任を明確にするため、番組制作の主体を自社に移したいとの意向を申し入れたが、合意に至らなかった」からだという。
毎日新聞の記事を読み進めると、「『ニュース女子』は昨年1月2日の放送で、沖縄県の米軍ヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設の反対運動の参加者を『過激派デモの武闘派集団』と表現し、基地反対派が救急車を止めたなどと伝えた。放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は昨年12月、こうした放送内容に十分な裏付けがあったかを制作会社側に確認していなかったなどとして、MXに「重大な放送倫理違反があった」との意見書を公表していた」という。
さらに、同じ毎日新聞の別記事、「沖縄番組『ニュース女子』 BPO、人権侵害認定 再発防止勧告」(2018年3月9日 会員限定記事。https://mainichi.jp/articles/20180309/ddm/041/040/124000c
)によると、「『ニュース女子』について、市民団体『のりこえねっと』共同代表の辛淑玉(シンスゴ)さん(59)の名誉を毀損(きそん)する人権侵害が成立すると認め、MXに再発防止の努力を一層重ねるよう勧告した」という。
)に書いてあるが、ウィキペディア「ニュース女子」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%A5%B3%E5%AD%90
)で補足すると、問題の放送の時もいろいろな放送局でやっていた。しかし、なぜか責任を問われているのは、独立局のはずの東京MXテレビ。放送内容に責任がある(または、責任を持つべき)とはいえ、不条理なのではないか?系列局のキー局制作の全国ネット番組じゃないんだから。
ともあれ、自社制作番組でなくても、放送局には相応の責任があるようだ。とりわけ東京のテレビ局には。
*ウェブサイトは2018年3月9日アクセスで、内容は同日のアクセスによる。