読売新聞2018年2月7日朝刊13版10面に載っている『週刊新潮』の見出しの一つをまずは検討する。
付けた人、大丈夫なんだろうか?
語学が何で「自虐史観」なの?
筆者は見出しのような英語より韓国語、中国語という見解に賛成しないが、韓国語や中国語を学習することに意義があると思っている。
ところで、筆者は、外国語で一番大事なのは英語だと思っている。とりわけ、英語の文章が読めることは、多様な情報に接するために大事だと思っている。しかし、日本の場合、訪日外客数で一番多いのは、2016年(確定値だから)においては中国、第2位は韓国である。https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/since2003_tourists.pdf
参照。であれば、日本にいる限りにおいては、中国語や韓国語を習う意味は、英語よりあるともいえる。
従って、時間がたくさんあれば、外国語は、英語のみならず、中国語や韓国語をやったほうがいい、となる。
「第2外国語 高等学校」あたりで検索すると(各自でやってね)、そういう高等学校があるのは頼もしい限り。それがさらに広がることを祈ろう。