清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

NOハングル よりもまともな 教育だ

差別発言の温床とうわさされるツイッターで「韓国語 いらない」で検索した結果(https://twitter.com/search?q=%E9%9F%93%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%80%80%E3%81%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84&src=typed_query

)をまずはごらんいただこう。
 
以前はそういうアカウントがあったと記憶しているが、現時点で発見できていないので上記でお茶を濁すが、韓国語表記を不要としたい人が幾人かいるようだ。
 
でも、自分が見ない言語なら無視すればいいのに、でバカにされるだけ。
 
未来のある高校生は、「韓国語いらない」とつぶやいている人よりよほど積極的だ。
 
読売新聞2019年7月26日統合版12版17面「教育ルネサンス 多言語教育1」によると、「全国の高校のうち、授業で英語以外の外国語を教えている学校は1割強に上っている」という。
 
グラフもあって、英語以外の外国語履修のトップは中国語(17,210人)、続いて韓国・朝鮮語(11,137人)、フランス語(7,912人)、ドイツ語(3,542人)、スペイン語(ドイツ語とほぼ同じ。スペイン語のみグラフの目視による)の順だという。
 
傾向としては結構だろう。中国語と韓国・朝鮮語は、『世界を見る目が変わる50の事実 』(ジェシカ・ウィリアムズ、草思社、2005)が書いているところの「トライリンガリズム」に合致する話だからである。すなわち、近隣言語を学ぶのはいいことらしいのである。
 
なお、英語以外の言語を学ぶと、大学受験の時に有利になるらしい。野口悠紀雄『「超」勉強法』(講談社)にある話。野口さんは、英語より簡単なドイツ語をセンター試験で選択して東京大学に入学したという。
 
というわけで、英語以外の外国語を学ぶのは、結構なこととしてよい。もちろん、英語が最重要外国語であることについて筆者も同意するが。