清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

大阪目線 それは「野党と メディアダメ」?

毎週土曜日8時から、読売テレビ制作で日本テレビ放送網系列で全国ネットされている「ウェークアップ」。辛坊治郎さん、諸國沙代子・読売テレビアナウンサー、そして「ぷらす」が抜け、野村修也弁護士と、中谷(なかたに。後述読売新聞の記事参照)しのぶ・読売テレビアナウンサーが担当することになった(2021年3月6日放送分から)。

 

それはいいのだが、中谷アナウンサーを紹介する読売新聞2021年3月22日統合版12版宮城26面「注目です(略)素直な言葉で伝えたい」によると、

(2021年。筆者補足)2月27日に最後の放送を終えたばかりの辛坊(治郎さん。筆者補足) に、関西のスタジオから全国ニュースを報じる意義を、「権力から500キロ離れた場所にいるからこそ、全国に向けて自由に発信できる」と説かれ、背中を押された」

 という。

 

それもいいのだが、筆者が長年「ウェークアップ!ぷらす」を見た限りでは、とりわけ最近は、「権力から500キロ離れた場所にいるからこそ、全国に向けて自由に発信できる」という感じのコメント、すなわち政権批判をした感じがない。むしろ「野党が存在感がない」と言ったたぐいの悪口しか記憶していない。

 

単なる偶然に決まっているが、NHKも「東京から離れた目線で世の中の”今"を伝える、大阪発のニュース番組」(『NHKウィークリーステラ』(NHKサービスセンター)2021年4月2日号p28)として、2021年4月2日16時50分から「ニュース きん5時」を立ち上げる。左遷したと噂されている(もちろん、通常の人事異動。そもそも大阪異動はそれなりのアナウンサーの印象)武田真一アナウンサーも登場だが、注目は、隔週で出演する小籔千豊(かずとよ)さん。

 

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

 で取り上げたが、森喜朗東京オリンピックパラリンピック大会組織委員会会長が辞任した際にメディアを批判した人である。

 

この2つの番組でアピールされた「東京から離れた目線」(『NHKウィークリーステラ』(NHKサービスセンター)2021年4月2日号p28)って、草の根保守(またの名、ネット右翼)がよく言う「野党がぁ~」だとか「メディアがぁ~」の類でなければいいが。すなわち、保守と思っている人をかばって正当な批判を抑圧するような、それこそ「『権力から500キロ離れた場所にいるからこそ、全国に向けて自由に発信できる』」(読売新聞2021年3月22日統合版12版宮城26面「注目です(略)素直な言葉で伝えたい」)と真逆の視点でなければいいが。