清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

三浦瑠麗 小田嶋隆に 惨敗だ

Twitter上の普通のやり取りを、勝手ながら筆者がショーアップしてみる。

 
まずは三浦瑠麗さんのツイートから(以下、①)。
「レーダー照射の件では、安倍政権の動画公開が若干早かったにせよ、安倍嫌い派が、本来韓国のルール違反に対して、安倍政権に対する批判にしか落とさないから、国民の間でも自民党の中でも反韓感情がかえって高まってしまうんだと思うよ。冷静に韓国のことを分析・評価すべきなのにそこは論じないから」(https://twitter.com/lullymiura/status/1083707006832205824
)。
 
次に小田嶋隆さんのツイート(以下、②)。
国際政治学者を名乗る人間が「安倍嫌い派」なんていう雑な用語を使ってたらそりゃ素人さんにツッコまれるのは当然じゃないか」(https://twitter.com/tako_ashi/status/1084017727084191749
 
それを引用リツイートにした三浦さんのツイート(以下、③)。
「安倍嫌い派って雑なんだ(中略)野党とか、革新系とか、乱暴なくくりすぎて失礼だよね」(https://twitter.com/lullymiura/status/1084035883014094848
 
それに反応した小田嶋さんのツイート(以下、④)。
「安倍政権を支持しない人たちが一定数存在するのだとして、個々の人間の不支持の理由には相応のバラつきがあるはずです。それを「安倍さんが嫌いだから支持していない人たち」みたいに聞こえる「安倍嫌い派」という言い方でひとまとめにしてしまうのは、やはり乱暴だと思います」(https://twitter.com/tako_ashi/status/1084038573588791297
 
更に三浦さんが反応したツイート(以下、⑤)。
「いいえ、それは私の意図を逆に広く読みすぎていらして、韓国との外交問題や海軍と海自のレーダー照射をめぐる問題で、安倍嫌いの観点からのみ発言しようとしている人を一括りにしたのであって、私は安倍政権に反対な人たちが皆そうするなどと言うつもりは毛頭ありません(略)」(https://twitter.com/lullymiura/status/1084077744613249024
 
筆者がやり取りを見た限りでは、小田嶋さんの勝ち、三浦さんの負けである。以下、やり取りを検討してみる。
 
まず①からペケ。「安倍政権に対する批判にしか落とさない」ツイッターその他の実例はさておき、「菅直人と 安倍晋三は 同じかな」(https://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/56850208.html
で検討した時事ドットコムの記事「渋る防衛省、安倍首相が押し切る=日韓対立泥沼化も-映像公開」(2018年12月28日18時38分。https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122800890&g=pol
)という報道からは、安倍政権しか批判しないことは十分あり得ることである。防衛省の当初の慎重姿勢を安倍晋三内閣総理大臣が押し切って映像を公開したのにいまだに解決していないのだから、安倍政権に対する批判は正当である。
 
次は③。④で論破されているが、「野党とか、革新系とか、乱暴なくくりすぎ」とはならない。政権に参画していなければ「野党」と言わざるを得ないし、急進的な改革派なら「革新派」とせざるを得ないだろう。しかし、「安倍政権に対する批判」=「安倍嫌い」(ともに①)とはならない(分析と好悪は別)。
 
最後に⑤。「韓国との外交問題や海軍と海自のレーダー照射をめぐる問題で、安倍嫌いの観点からのみ発言しようとしている人を一括り」とあるが、これも③のツイートと同様に批判できるし、筆者の「菅直人と 安倍晋三は 同じかな」だって安倍政権を批判しているが「安倍嫌いの観点からのみ発言」(⑤)したつもりはないし、安倍嫌いの表現をした覚えもない。
 
三浦瑠麗さんについては以前「三浦瑠麗 自民非難に 耐えられず?」(https://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/56846141.html
)で取り上げたが、三浦さんは安倍さんが好きなのか(恋愛感情ではなく)、安倍さんに対する非難に耐えられないようだ。自らの好悪の感情が原因で冷静にたしなめられましたとさ。めでたしめでたし。
 
*タイトル敬称略。
**ウェブサイトは2019年1月14日アクセス。