まずは本エントリーで取り上げる記事の紹介。WEZZY「純烈・友井雄亮の暴行引退で暴走した一部ファンから被害女性へのセカンドレイプ問題」(2019年1月16日。https://wezz-y.com/archives/62929
)。
記事にあるように、「ネット上では被害女性が情報を提供したという噂がすでに広まっており、女性のSNSが特定され、そこにファンからの誹謗中傷が殺到している」ことはいけないことであり、「誓約書について『A子氏(被害女性)が情報提供したものでないことは双方の代理人を通しても確認しております』と名〔原文ママ〕言。被害女性とその家族に改めて謝罪した」というところをかみしめ、要らぬ言動は慎むべきである。
ただ、記事の以下の部分については検討の余地がある。
(引用開始)「しかし、一部のファンは友井が芸能界から身を引くことに納得していないようだ。
会見の同日、友井のグループ復帰を願うファンは、Twitterに『友井雄亮Comebackプロジェクト』という名のアカウントを設立。3万人の署名を目標に活動を行い、嘆願書を作成する予定だった。ファンからのリツイートには、『4人じゃ純烈じゃない、友井くんは絶対に必要!』『このまま引退させるというのは、社会的いじめではないでしょうか?』などと支援の声も集まっていた。
しかし、この署名活動については『あなたが被害者だとしたら、同じことが言えますか?』『まともな心を持ったファンはいないのか』などと批判が殺到。一部の熱烈ファンが友井を擁護することで、その罪を矮小化させている、反省の機会を奪っているとの指摘も相次ぎ、Twitterには『友井雄亮・復帰反対プロジェクト』なるアカウントまで登場するに至った。なお、『友井雄亮Comebackプロジェクト』は15日時点ですでに削除されている」(引用終わり)
まず、「納得していない」ならば、それはおかしいと思う。単に不祥事を起こしたメンバーがいては他のメンバーのイメージが悪くなるというだけの話だからである。
ただ、「署名活動」自体が悪いかというと、それも疑問である。
それを批判する人って、社会の平穏を考えているのだろうか? 被害者への賠償も考えているんだろうか?
繰り返すが、今回の場合、他のメンバーにとって迷惑だ(ろう)から純烈としての復帰はあり得ないが、ファンが復帰を模索して署名活動をすることを非難した人は、社会に対する理解が欠如しており、心配である。
(それじゃ、被害者はどうするんだ?)と思われるが、お金ぐらいしかないのが辛いところである。被害者に加害者の人生を決める権利があるとは言えないし。
*2019年1月19日にタイトルを書き直した。