清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

鳩山由紀夫の 方向に進む 社会かな

FNN PRIME「「先生、どうにかできませんか」…虐待訴える女児のSOSはなぜ父親に渡ってしまったのか」(2019年2月1日 金曜 午後8:36。https://www.fnn.jp/posts/00419470HDK

)にあるように、「1月24日、千葉県野田市の小学4年生(略)が自宅の浴室で死亡し、父親(略)が傷害容疑で逮捕された」というニュースが世間をにぎわしている。
 
本エントリーでFNN PRIMEの記事を取り上げたのは、以下のくだりゆえである。引用してみると、
 
「『家族を引き離された気持ちが分かるか(以下略)』」
 
のところ。
 
これで思い出したのは、鳩山由紀夫(現友紀夫)が民主党等連立政権で内閣総理大臣になったときのことである。
 
「子育てや教育は、もはや個人の問題ではなく、未来への投資として、社会全体が助け合い負担するという発想が必要」(第173回国会における鳩山内閣総理大臣所信表明演説(平成21年(2009年)10月26日) https://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/statement/200910/26syosin.html
 
「子育てを社会全体で応援するための大きな第一歩」(第174回国会における鳩山内閣総理大臣施政方針演説(平成22年(2010年)1月29日 https://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/statement/201001/29siseihousin.html
 
これらの発言(ただし本エントリーと文脈が異なることは承知)、筆者の記憶によれば、結構批判があったんだよなぁ。子どもは家族が育てるべきだって。
 
しかし、児童虐待が頻発し、それに対する非難が世間をにぎわしている現状であれば、時代は内閣総理大臣時代の鳩山由紀夫の方向に進んでいるように見える。
 
このように、古い保守的な考えでは不都合なので、リベラルな考えで運営されるということになろう。もっとも、国家が介入する側面もあるから「リベラル」と単純に書いていいわけではないが(ただ、いわゆるリベラリズムは、自由至上主義であるリバタリアリズムと比較したら国家の介入を是とする側面がある)。
 
*文中敬称略