まず、筆者は、音楽は何でも聴いているつもりだが、J-POPもチェックしていることをお断りして。
筆者の人生で何回か「J-POPを聴くと耳が腐る」といった趣旨のことを聞いたり読んだりした。
そのときは、あまりいい気持ちはしなかった。(外国の音楽を聴いている自分に惚れているだけだろ!)と思ったりした。
ただ、最近、とりわけK-POPを聴くようになってから、(こういうことなんだろうな)と思ったので、以下、それを書いてみる。
それは、歌詞が邪魔なのではないか、ということである。
外国の音楽は一聴して歌詞がわかることがないので(その程度の語学の実力が問題であるという非難は甘受)、後述のJ-POPに比べて音が楽しめる。
しかしJ-POPは日本語で歌われているから、ある程度歌詞の意味が分かる。
そして、歌詞がわかると、その歌詞の好き嫌いを認識するので、外国の音楽に比べて音を楽しめていないと自己分析する。
もっとも、ダンスミュージックに関しては、J-POPはノリが悪いと、偏見レベルで達しているかもしれない。
ところで「歌詞」と書いたので歌詞の話を。
昨日、TBS系列で「音楽の日」というのをやっていた。
散発的に観ていたが、爆風スランプ「リゾ・ラバ」(歌詞はJ-Lylic.netによる。http://j-lyric.net/artist/a000e09/l005e69.html
)って、最初聴いたときは(怒鳴り声でうるさいな)と思ったが、なかなかいい歌詞だと思った。
「音楽の日」では1番(夏のシーン)しか放送されなかったが、歌詞を読んでみると、夏に会った女性にフラれ、冬に再会してもダメ、街で会って声をかけなかった、という内容で、よくできていると思った。とすると、最近のJ-POPの歌詞が問題なのかも。それが何かはわからないが。