まずは、2020年2月18日9時にアップされた、『てきとう』「日経さん、3位の韓国を隠してしまう(4位は日本)」を紹介する。
次に、その元記事、日本経済新聞電子版「先端特許10分野、AIなど中国9分野で首位 日米を逆転」(2020年2月12日2時)をご覧いただこう(有料記事)。
日本経済新聞の上記記事の主旨は、「10年後の技術覇権を競う米中、置き去りにされる日本」に尽きるのだが、記事にある(有料部分の可能性がある)2005年と2017年の比較が恣意的とも評価できる。
そのことについて、2020年2月12日に日本経済新聞電子版が公開した「米中が火花 特許を巡る競争、図解で解説」を用いて検討する。
「先端特許10分野、AIなど中国9分野で首位 日米を逆転」という記事にある米・中・日以外の国がどこだったかを挙げる。「米中が火花 特許を巡る競争、図解で解説」で各自確かめられたし。
2005年10分野の国別出願件数ランキング
AI第3位:韓国
量子コンピュータ第2位:カナダ
再生医療第4位:韓国
自動運転・自律走行第4位:ドイツ
ブロックチェーン第3位:韓国
サイバーセキュリティ第3位:韓国
仮想現実(VR)第1位:韓国
リチウムイオン電池第2位:韓国
ドローン第4位:ドイツ
導電性高分子第2位:韓国
2017年(「先端特許10分野、AIなど中国9分野で首位 日米を逆転」においては「最新」)10分野の国別出願件数ランキング
AI第3位:韓国
量子コンピュータ第3位:カナダ
再生医療第3位:韓国
自動運転・自律走行第4位:韓国
ブロックチェーン第3位:韓国
サイバーセキュリティ―第3位:韓国
仮想現実(VR)第3位:韓国
リチウムイオン電池第3位:韓国
ドローン第3位:韓国
導電性高分子第3位:韓国
と、どうみても韓国が目立ち、日本より上位の順位もある。
したがって、『てきとう』「日経さん、3位の韓国を隠してしまう(4位は日本)」は正しい記事と認定する。
それにしても、日本経済新聞の世界地図には朝鮮半島ってないんだろうなぁ(馬鹿笑い)。ビジネスパーソン御用達から転落ですなぁ、世界地図を知らないわけだから。