某日、Twitterサーフィンをしていたら、こんなツイートが。
名曲「上を向いて歩こう」がどのような状況、想いで出来た歌か知っていますか?私は今日友人のから話を聞くまで知りませんでした。
— Wakako (@koda_wakako) 2021年2月1日
【「上を向いて歩こう」は安保闘争に敗れた悲しみを乗り越えて前向きに歩もうという気持ちを込めた歌で、「イマジン」と同様、時代を超えて歌い継がれていく、まさに日
続きはあるが本エントリーに関係あるのは以上の部分まで。
もちろん、
違うと思います
— さめはだ (@F1haQ) 2021年2月1日
という反応は普通であり、筆者自身が検索してみた。筆者が2021年2月3日にGoogleで「上を向いて歩こう 安保」で検索した結果は、
から。
その検索結果から、まずは①TOKYO FM「LOVE CONNECTION」「ON AIR BLOG 『上を向いて歩こう』という奇跡」(2013年6月17日)
https://www.tfm.co.jp/love/index.php?catid=747&itemid=66576 をご覧いただこう。
当時日本では60年安保闘争が起きていました。永さんは、放送作家という仕事を放棄してまで、デモに行く程活動にのめり込んでいましたが、挫折。大きな喪失感に包まれながら帰り道を歩いていた時に、それでも前を向いて行こうと、自然と生まれた歌詞なんだそうです。(①)
とのこと。
同様のことは、②『論座』前田和男「嗚呼!昭和歌謡遺産紀行〜あの時、あの場所、あの唄たち 【24】坂本九『上を向いて歩こう』 60年安保から60年 敗北の鎮魂歌を大往生させるために」 (2020年8月1日。
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020072900003.html?page=1 )でも、③『田中俊太郎の公式サイト』(田中俊太郎さんは声楽家(バリトン)。筆者注)「Songs of Stars ③上を向いて歩こう」(2020年12月22日。
http://shuntarotanaka.com/songs-of-stars-%E2%91%A2/ )でも言及されている。
この論争、どうやら、Wakako○-●さめはだ、のようだ。正直筆者は知らなかった。
もっとも、こういうことを知ったからといって、筆者はもともとこの歌が好きで、さらに好きになったということはないが。