まずは能川元一さん(どのような人かは下記のツイートにアクセスすればわかる)のツイートを紹介する。
ストーカーだね、こりゃ。https://t.co/dUWh3Ipdbv pic.twitter.com/a4VnJo6VoQ
— 能川元一 (@nogawam) 2021年1月12日
これだけではわからないという読者がいそうなので、筆者が調べると、ワックが発売している『月刊WiLL』の別冊として、「さようなら韓国」という趣旨の本を3冊も出しているということである。
Amazonで検索した結果は以下の通り。
月刊WiLL(ウィル)2019年10月号別冊 ついに手を切る時がきた――さようなら、韓国! | |本 | 通販 | Amazon
『月刊WiLL(ウィル)2020年2月号別冊 やはり付き合いきれない国―さようなら、韓国part2』(
)
なお、最新の内容は、WiLL編集部のツイッターアカウントより。
【月刊『WiLL』2月号別冊 本日発売!】
— WiLL編集部 (@WiLL_edit) 2021年1月12日
韓国特集の別冊、題して「さよならしよう、この国とは」。圧倒的不可解な慰安婦訴訟判決。もう、こんな国とはおさらば! 文在寅政権の独裁化、果てしない権力闘争、さらに支持率の急落。韓国を知る上で最適の一冊。付き合いきれない隣国との処方箋が満載! pic.twitter.com/DajFV14DcS
3回も似たような本を出している。売れているんだろうなぁ。
売れれば楽しいだろうけど、3回も特定の国に「さようなら」をして楽しいのだろうか?映画「パラサイト」がアカデミー賞作品賞を取り、NiziUのようなK-POPテイストをふんだんに取り入れたグループが人気で、 サムスンのGalaxyがスマートフォンの世界シェア第1位になり(現時点のシェアは調べていない)、LGの有機ELテレビもそれなりに有名な、そういったご時世で「さようなら韓国」なんて言ったら「熱あるんじゃね?」と言われるだけだと思う。
ワックも、売れるからと言って、韓国の悪いところをことさら強調するような本を出すのはやめた方がいいと思う。
なお、月刊『WiLL』2月号別冊に捨てておけない見出しが。
韓国人の嘘は日本人の千二百五十倍!
- 『月刊WiLL(ウィル)2021年2月号別冊 文在寅政権が突き進む“地獄の韓国(ヘルコリア)" さよならしよう、この国とは』の見出し
法務省HP「ヘイトスピーチに焦点を当てた啓発活動」 (2021年1月12日アクセス)
によると、
特定の国の出身者であること又はその子孫であることのみを理由に, 日本社会から追い出そうとしたり危害を加えようとしたりするなどの 一方的な内容の言動が,一般に「ヘイトスピーチ」と呼ばれています (前述「人権擁護に関する世論調査」より)。
例えば,(略)(3)特定の国や地域の出身である人を,著しく見下すような内容のもの
(特定の国の出身者を,差別的な意味合いで昆虫や動物に例えるものなど)
とある。
上記引用の(3)に該当し得る。
筆者は日本人だが、「日本人は○○人の千二百五十倍も嘘をつく!」と言われたくないので、引用した月刊『WiLL』2月号別冊の見出しを許せないのである。
読者には、月刊『WiLL』の別冊なんか買わずに、別の媒体に接したり、(新型コロナウイルスが蔓延しているご時世では難しいが)実際に韓国に行って現場を見ることを勧める。