清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

論理的な韓国 火遊びの日本

まずは時事ドットコム「韓国大統領府の発表文全文=GSOMIA」*1 をご覧ください(ただし、一部引用)。

(前略)政府は、日本政府が8月2日、明確な根拠を提示せず、韓日間の信頼が損なわれ、安保上の問題が発生したという理由で「輸出貿易管理令の別表の第三国群(いわゆる「ホワイト国」リスト)」から韓国を除外したことで、両国間の安保協力環境に重大な変化を招いたと評価した。
 このような状況で、政府は安保上、敏感な軍事情報交流を目的に締結した協定を継続することが、われわれの国益に合致しないと判断した。

とあるが、韓国政府の対応は、きわめて論理的である。

 

経済産業省HP「輸出貿易管理令の一部を改正する政令閣議決定されました」にあるpdfファイル「政令案・理由」*2 によると、「国際的な平和及び安全の維持のため、大韓民国を仕向地とする貨物の輸出について仮に陸揚げした貨物に係る輸出の許可の特例を廃止する等の必要があるからである」とある。*1の「韓国大統領府の発表文全文」との矛盾はない。

 

それに対する日本の対応は、例えば、時事ドットコム「軍事情報協定破棄、日本政府に衝撃=韓国との亀裂決定的」*3 にある。筆者が恣意的にいくつか引用してみよう。

日本政府には衝撃が広がっている。米国が反対する協定破棄には踏み込めないと想定していたためだ

 

防衛省幹部は「さすがにそこまでしないと思っていた。残念だ」と落胆を隠さなかった。別の同省幹部は「何も言うことはない」と絶句。外務省幹部は「誠に遺憾だ」と言葉少なに語った

 

政府関係者の一人は「日米韓の連携が乱れれば、北朝鮮だけでなく、中国やロシアの挑発を助長する可能性もある」と分析した

 

日本政府、動揺しているな。日本人でなければ嘲笑するのだけれど。

 

ただ、強がりもある。以下、*3から引用する。

政府高官は日本の安全保障への影響について「そんなにない。日米でしっかりやっている」と強弁した

なお、「強弁」が、時事ドットコムの価値判断である。

 

韓国に対して嫌がらせをやれば支持率が上がるという軽い火遊びの日本政府の対応が、東アジアの平和をかき乱したと認定されそうである。

 

ただ、韓国の対応については、筆者はどうかと思っている。何といってもアメリカが反対していることですからね。

 

*1 2019年8月22日20時5分。https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082201094&g=int

*2 2019年8月22日アクセス。https://www.meti.go.jp/press/2019/08/20190802001/20190802001-2.pdf

*3 2019年8月22日20時51分。https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082201049&g=pol