清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

韓国だけ 除外の理由 怪しいぞ

経済産業省HP「輸出貿易管理令の一部を改正する政令閣議決定されました」(2019年8月2日。以下①とも表記。https://www.meti.go.jp/press/2019/08/20190802001/20190802001.html

)によると、「大韓民国に関する輸出管理上の国カテゴリーを見直すため、輸出貿易管理令別表第3の国から大韓民国を削除するための政令改正が本日閣議決定されました」という。
 
その内容については、「輸出令関係/◇別表第3に掲げる地域から大韓民国を削除」などである(https://www.meti.go.jp/press/2019/08/20190802001/20190802001-3.pdf
も参照)。
 
なお、「包括許可取扱要領関係」につき、「その詳細については、8月7日に公表予定の資料をご確認ください」とあるので少々フライングとなるが、やっぱり、日本政府は、韓国に対してであれば何をしても良いという哲学で輸出管理をやっており、無茶苦茶である。
 
すでに当ブログでも指摘したが(「またしても 韓国なんかに 惨敗か」(https://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/56963099.html
))、「韓国のキャッチオール制度は法制上大量破壊兵器とミサイルのみを対象としており、通常兵器についての法的根拠が不明確」(前後略。2019年7月24日18時1分。https://twitter.com/SekoHiroshige/status/1153953304742776832
)である一方で、「ホワイト国であっても通常兵器キャッチオールの未導入も含め、制度・運用・執行に課題が残る国もあるのは事実」(2019年7月24日18時1分。https://twitter.com/SekoHiroshige/status/1153953307674570753
)としているのだから、韓国を外すためだけの、恣意的な管理とせざるを得ない。
 
そして、世耕弘成(ひろしげ)・経済産業大臣は、上記引用の他にもそれをちらつかせている。以下、引用する。
 
「経緯③(略。2019年10月19日修正)旧朝鮮半島出身労働者問題については、G20までに満足する解決策が示されず、関係省庁で相談した結果、信頼関係が著しく損なわれたと言わざるを得ない」(https://twitter.com/SekoHiroshige/status/1146394437121036289
 
やっぱり、徴用工判決の結果が不愉快だから、八つ当たりだったんですね。
 
相変わらず日本政府の韓国への対応は、論理もへったくれもない感情的なもので、日本人の筆者にとって恥ずかしいおもいでいっぱいである。
 
ただ、旧ホワイト国除外の件は、輸出者、すなわち、日本企業にとっての話のはずなので(①によると、「輸出先や許可の種別に関わらず、輸出者による自主管理が重要です。輸出企業におかれては、最終需要者や最終用途などの確認に万全を期するよう改めてお願いします」とある)、韓国内の反応もちょっとズレているように思うが。将棋に例えれば、日本政府の無理攻めに、韓国が受けを誤っているところか。しかし、日本政府の対応の合理性が疑わしいので、筆者は日本政府をより厳しく非難するが。
 
*ウェブサイトは2019年8月6日アクセス。
**部分的に修正したが、本文の趣旨に影響はないので、いちいち箇所は示さない。