清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

横綱として 結果を出すも 引退しろ?

大相撲2021年3月場所(日本相撲協会の表記を参考に、西暦を加えた)、白鵬関、鶴竜関という両横綱が休場した。

 

まず筆者は、両横綱横綱審議委員会に「内規に基づく『注意』決議を出」(①朝日新聞デジタル「横審、白鵬鶴竜に『注意』 成績不振では最も重い決議」(2020年11月23日18時42分)

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されたことを承知している。なお、①にある「白鵬は今年5場所のうち4場所で休場。唯一皆勤した春場所は優勝しており、『けがから帰ってきた時にしっかり結果を出している。(横審には)そのへんをもう少し分かってもらいたいなとも思いますけどね』と発言している」という部分を伏線として引用しておく。なお、白鵬関がこのような発言をしたのであれば、筆者はそれを肯定的に評価する。

 

白鵬関は、2021年3月場所、2連勝スタートだったが、「『右膝蓋大腿(しつがいだいたい)関節軟骨損傷』など」(後述②)で休場した。②朝日新聞デジタル白鵬春場所休場、ひざ手術へ 師匠『名古屋にかける』」(2021年3月16日14時12分)参照。

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②には白鵬関は名古屋場所(予定)に進退をかける旨の内容が載っている。白鵬関は2連勝だし、普通の相撲ファンであれば(出場しているときは横綱の責任を果たしているのだから、けがを治して名古屋場所で頑張ってもらいましょう)となるだろうが、横綱審議委員会の委員さんの感覚は違うらしい。

 

スポニチアネックス配信・Yahoo!ニュース「横審・山内委員 休場の白鵬に『今場所中に進退を決してほしい』」(2021年3月17日5時30分配信)

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(なお、スポニチアネックスでは

https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/03/17/kiji/20210317s00005000086000c.html

)によると、

横綱審議委員会山内昌之委員(東大名誉教授)は「横綱の番付が下がらないのは長期休場や成績不振と関係なく、無期限に地位にとどまれることを意味しない。2日勝って休場したのだから、余力を持って今場所中に進退を決してほしいというのが個人的な意見」と述べた。

という。Yahoo!ニュースのコメント欄(いわゆる、ヤフコメ)に、相撲ライター/スポーツライターの西尾克洋さんのコメントが載っている。そのコメント「厳しい立場に置かれた大横綱が、7月でどのような相撲を見せるのか」は、記事を読まないで書いた可能性が高い。はっきりは言っていないが、スポニチアネックスの記事のトーンは「白鵬、やめちまえ!!!」である(「余力を持って今場所中に進退を決してほしい」(③)などが根拠)。

 

筆者は西尾さんの「2017年以降25場所中15場所で休場している」云々は確認していないが、そういうことがあっても2連勝しているわけで、出場した場合は横綱の責任を果たしているのだから(2戦全勝)、休場して名古屋場所で再起をかけることを非難する方がおかしいと思う。

 

白鵬関には、名古屋場所における復活を期待したい。