清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

代案は 喜納昌吉 「石笛のうた」(「君が代」は 差別と虐殺の 道具(3))

 まず、過去の「『君が代』は 差別と虐殺の 道具」の内容は、「やっぱりね わかってなかった なでしこは」を見てください。

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

 

 ところで、筆者が日本国国歌「君が代」(国旗及び国家に関する法律第2条)について否定的な評価を持つようになったのは、「『君が代』は 差別と虐殺の 道具」シリーズでも書いたとおり、関東大震災時の朝鮮人虐殺について知ったことである。加えて、Wow!Korea「東京オリンピックで『君が代』が流れ…『一緒に歌うおばあちゃん、鳥肌』=韓国報道」(2021年7月24日8時22分)も読んだからである。

www.wowkorea.jp

Wow!Korea「東京オリンピックで『君が代』が流れ…『一緒に歌うおばあちゃん、鳥肌』=韓国報道」によると、

 同時刻、ツイッターでは「今、東京オリンピックの開会式を見ているが、ある曲が出てきておばあちゃんが聞くなり後について歌い出し、どうしたのと聞いたら『君が代を歌わなかったら殴られた』『だから知っている』と…本当に鳥肌が立つ」というツイートがアップされて目を引いた。

 実際に、日本植民地時代に強制動員された勤労挺身隊のおばあちゃんたちと遺族が、三菱重工業を相手にした損害賠償請求訴訟の裁判記録には、1930年代後半、国民学校では君が代を教え韓国語を使うと罰を受けたという内容があったと伝えられた

という。筆者は三菱重工業が被告の損害賠償請求訴訟の裁判記録は見ていないが、皇民化として日本語使用を強制されたと聞いたことがあり、君が代を歌わないと殴られるということはおそらくあったと思う。おそらく本当に鳥肌が立ったのだろう(最近の日本に跋扈している誤用ではなく、正しい意味で)。

 

 人間として普通の良心を持っていると自負している筆者としては、過去における君が代の使用例を見て、(自分に音楽の才能があれば国歌を作り直したい)と思ったが、才能もないので(作ってもいないのに、その他のツッコミはなし)、人様の作品を勝手ながら代案にする。「原爆忌 実は苦手な 日なんだな」*1でも登場させた喜納昌吉さんの作詞・作曲で「石笛のうた」である。歌詞はJOYSOUNDのサイトから*2、実際の演奏は、YouTube喜納昌吉&チャンプルーズlive full 95.8.7広島サバニピースコネクション」の3分40秒あたりから。

www.youtube.com

平和を祈念する日本国にふさわしい内容と思いませんか?もっとも、植民地に対する言及がないという非難も可能なのは承知しているが、差別や虐殺の道具として使われ、さらには皇民化と称して、現在の中華人民共和国が行っているような民族的破壊の道具とされた曲よりはマシだろう。