すごいニュースが飛び込んできましたなぁ。毎日新聞「吉野家、役員の不適切発言謝罪 『生娘を薬漬けのように牛丼中毒に』」(2022年4月18日16時23分。最終更新同20時)
によると、
牛丼チェーン大手の吉野家は18日、同社役員が不適切な発言をしたとして、「多大な迷惑と不快な思いをさせたことに対し、深くおわび申し上げます」とする謝罪文*1を発表した
という。
読み進めると、
受講生とみられるネット交流サービス(SNS)への投稿によると*2、常務は若い女性向けのマーケティング戦略について「生娘をシャブ漬け戦略」と表現。「田舎から出てきたばかりの若い女の子を生娘なうちに牛丼中毒にする。男に高い飯をおごってもらうようになれば絶対に食べない」などと発言したという。
とのこと。
意図はわかるのよ、若い女性に牛丼を食べさせたいという。しかし、それを「『中毒』」*3と表現するのはいかがなものだろう。
ただ、筆者の関心は「『男に高い飯をおごってもらうようになれば絶対に食べない』」*4の方に向いてしまった。もちろん男がおごる場合が多いだろう。しかし、これはジェンダーによる決めつけであって、この点からも咎められなければいけない。おごる立場にされて苦しむ男性もいるし、おごられることによって女性を弱き者、軽視されていい者とされてしまうからである。
まぁ、ごめんで済むなら警察要らないというか、秩序が保てないだろう。然るべき処分を吉野家は下すと予想する。