荒井勝喜・首相秘書官が更迭されたという。荒井が更迭された発言を毎日新聞が報じている。題して、「更迭の荒井首相秘書官『同性婚、社会変わる』 発言要旨と詳報」(2023年2月4日19時24分(最終更新、同21時36分))。
ただ、首相の岸田文雄の態度が影響したのだと個人的に思っている。NHK NEWS WEB「荒井総理大臣秘書官 同性婚『見るのも嫌だ』発言 撤回し謝罪」(2023年2月4日8時19分)
によると、
同性婚をめぐって、岸田総理大臣は今月1日の衆議院予算委員会で「家族観や価値観、そして、社会が変わってしまう課題だ」などと述べ、慎重な検討が必要だという考えを示しました
とあるからである。
荒井の発言は問題としても、岸田文雄政権が、速やかに同性婚を法制化するという意思を示さないから、荒井のような発言が出てくるのだろう、と思ってしまった。
というわけで、岸田文雄がすべきことは、同性婚の法制化の方向性を示すことであろう。