プロ野球のレギュラーシーズンもいよいよ大詰め。それだからか、なぜか、以前フジテレビのプロ野球中継で使われた、吉田拓郎さんの「ホームランブギ2003」を思い出した*1。ブルース俱楽部鹿児島さんのYouTubeチャンネル「ホームランブギ2003 吉田拓郎」のリンクを貼る。
オリジナルは誰かを調べたところ、笠置シヅ子*2のようである。笠置シヅ子の「ホームラン・ブギ」は、YouTube Music「俺たちの野球の歌~六甲おろし 闘魂こめて~」(日本コロムビア)から。
筆者は、最初に聴いた吉田さんのバージョンの方が、笠置のバージョンよりしっくり来た。
以前にもこんなことがあった。筆者はYou Tubeで収録曲を聴いて感動したので*3、石嶺聡子さんの「洋灯~Nostalgia For Tomorrow~」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)を買ったが*4、最初の曲の「おおシャンゼリゼ」から惹きつけられた。Spotifyに「洋灯~Nostalgia For Tomorrow~」の楽曲があるので、リンクを貼る。
石嶺さんの「おおシャンゼリゼ」は、岩谷時子の訳詞であるが、それを最初に歌ったのは越路吹雪のようである*5。そこで越路吹雪の「オー・シャンゼリゼ」
を聴いたが、あまりピンとこなかった。この体験を思い出した。
新しいカバーソングで古いオリジナルを知ること、ならびに、新しいカバーソングに魅力があることを知ることができ、貴重であった。もちろん、古いオリジナルがダメだ、と言っているわけではない。