清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

コメンテーター たぶん無責任 全廃だ

 テレビ朝日製作・同系列全国ネット「羽鳥慎一モーニングショー」のレギュラーコメンテーターである、玉川徹・テレビ朝日ディレクターの「謹慎」*1が明けて、2022年10月19日8時からの放送で発言をしたのだという。その発言を産経新聞が載せているので、まずはそのリンクを貼る。

www.sankei.com

 

 産経新聞の記事で気になったところを引用する。

 このような事実に基づかない発言をテレビでしてしまったということ、それは私の慢心とおごりがあったからだと反省いたしました。申し訳ございませんでした。

謹慎の10日間、私は事実確認の大切さ、テレビで発言することの責任の重さを考え続けました。そして、事実確認こそが報道の根幹であり、その原点に立ち返るべきだと考えました。これまで私はスタジオでさまざまなニュースに対しコメントを続けてきましたが、これからは現場に足を運び、取材をし、事実確認をして報告する、その基本にもう一度立ち返るべきだと考えました。そして、その結果は、この「羽鳥慎一モーニングショー」でお伝えする。そういう風な考えに、私は今回、至りました。

 

 筆者はこの見解に反対はしない。ただこの見解通りだと、コメンテーターを全廃すべきことになる。

 

 いわゆるコメンテーターが、森羅万象のニュースを取材して知見を得ているというのは考えにくい。テレビ局や新聞社の論説委員や解説委員が自らのキャリアで築いた部分であればまだ信用できるが、そうでない部分、また、他に職業を持っている人のコメントを信用するわけにはいかなくなる。そうなると、わざわざコメンテーターを雇う必要はなく、SNSやメールで視聴者の声を載せるだけでいいし、その方が多分コストはかからない。もっとも、最近は中京テレビ・日本テレビ放送網系列全国ネット「ヒューマングルメンタリー オモウマイ店」のような人気番組もあるが、視聴者参加よりプロの、例えば芸人の番組の方が視聴率が取れるという傾向があるので、筆者が書いたような「視聴者の声」など実現するわけないが。

 

 ともかく、コメンテーターは視聴率を稼ぐ道具にすぎず、内容は信用しない方がいいというのが、玉川徹さんの「謹慎」から得る最大の教訓であろう。

*1:未確認だが(というか、テレビ朝日就業規則はたぶん見るられない)、おそらく懲戒処分。