清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

暇空茜の リーガルハラスメント 成就? (暇空茜問題 日本のミソジニー(3)) 

 まずは、鉄道プレスネット「JR貨物『赤い羽根』ラッピング機関車、本年度の第2弾は一時中止 一部報道受け」(2023年1月13日)のリンクを貼る。

news.railway-pressnet.com

 

 鉄道プレスネットの記事によると、

 JR貨物は1月13日、中央共同募金会との共同企画として1月12日から実施する予定だった「赤い羽根共同募金ラッピング機関車」の運転を、一時中止することを明らかにした。

(中略)

 JR貨物の広報室は「(中央共同募金会から)ある団体への助成金について問題があるのではないかという一部報道があった。当社としても現在事実関係を確認しているところ」と話し、事実関係の確認後に改めて運転するかどうか検討するとしている。

 

 次に、赤い羽根共同募金中央共同募金会*1による一般社団法人Colabo等への助成について」(2023年1月10日)のリンクを貼る。

www.akaihane.or.jp

 

 上記赤い羽根共同募金によると(以下、箇条書きで)、

・お問合せいただいているColabo、ぱっぷすの事業に対する助成ですが、こちらは本会が独自に寄付募集を実施している「赤い羽根福祉基金」によるものであり、毎年10月から各都道府県共同募金会が募金を実施する「赤い羽根共同募金」(いわゆる赤い羽根募金)による助成ではないこと。

 

・Colaboに対しては、本会が実施する「赤い羽根福祉基金」より2018年度から2020年度までの3か年度にわたり、10代の女性を中心に孤立困窮する青少年の支援活動のための事業費として、2,680万円を助成いたしました。助成金は、Colaboが都内の繁華街において行っている「バスカフェTsubomi Café」の実施のためのマイクロバス購入費及び同事業の運営費に充当されました。なお、既に助成は終了しています。

 

・ぱっぷすに対しては、同じく本会が実施する「赤い羽根福祉基金」2020年度から2022年度までの3か年度にわたり、デジタル性被害に合われた女性に対する相談支援体制を整備するための事業費として、これまで計2,700万円を助成しております。助成金は、ぱっぷすが行う相談事業における相談員の人件費、電話代等に充当されています。なお、2022年度の助成事業については2023年3月まで実施予定となっています。

とのこと。

 

 赤い羽根共同募金のお知らせの限りでは、2023年1月17日に*2ラッピング機関車を走らせても何ら問題なさそうであるが、実際はどうなのだろう。筆者がGoogleニュースで検索した結果*3の限りでは、続報は、ない。ということは、現在も運行されていないのだろうか。

 

 ところで、なぜ今Colaboが「問題視」*4されているのか*5。その原因は、「暇空茜 自由な社会 嫌いなのか?」

 

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

で書いたように、漫画を攻撃された*6暇空茜が、「あなた方がやっている事業は後ろ暗いところはないんだろうな、徹底的に調べあげてやると覚悟を決めた。それでColaboの運営や会計についての調査を開始した」*7という、ただの八つ当たりである。このことについて、一般社団法人Colabo及び同代表理事仁藤夢乃代理人弁護団*8のリーダー格である神原元弁護士に「『リーガルハラスメント』」と言われたという*9。弁護士が言うのはどうかとは思う*10が、筆者が見てもリーガルハラスメントにしか見えなかった。暇空茜のやっていることは漫画の表現の自由が広がることと何ら関係ないからである*11。この問題が1日も早く鎮静化し、赤い羽根のラッピング機関車が走ることを願うものである。

*1:赤い羽根共同募金、とイコールと見てよい。

*2:鉄道プレスネットの記事によると、2023年「1月12日から2月28日まで(中略)運転する計画だった」とのこと。

*3:

https://news.google.com/search?q=JR%E8%B2%A8%E7%89%A9%E3%80%80%E8%B5%A4%E3%81%84%E7%BE%BD%E6%A0%B9%E3%80%80%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0&hl=ja&gl=JP&ceid=JP%3Aja 。ただし、そこにあった、物流ニュースリリース日本貨物鉄道赤い羽根共同募金ラッピング機関車を運転」(2023年1月11日。

https://www.e-logit.com/loginews/2023:011116.php

の内容を、冒頭の鉄道プレスネットの記事は否定している。)

*4:筆者はColaboに問題があると思っていないし、その証拠もない。従って、カギカッコは、強調の意味。

*5:ぱっぷすについては、よくわからない。

*6:実際は、ゾーニングの話で、不特定多数が来場する献血ルームや温泉に不適切ではないかという、妥当性はさておき、違法ではない批判だった。

*7:デイリー新潮「『Colabo問題』追及で7000万円の支援金を集めた男性が独占告白『これはネット界におけるウクライナVSロシアの戦争です』」(2023年1月6日。

https://www.dailyshincho.jp/article/2023/01061216/?all=1

)の3ページ目。

*8:Colaboホームページ「【弁護団声明】東京都に対する住民監査請求結果について」(2023年1月4日。

https://colabo-official.net/20230104/

)参照。

*9:*7に同じ。

*10:*7によると、「『弁護士というのは法律を使って何かをする人じゃないですか。そんな法律の専門家が、法律を使った正当な手続きをハラスメントと批判することは自分の仕事を否定するに等しい』」とあり、一理はある。

*11:本来は漫画の表現の機会が減らないことが大事なわけで、仮にColaboに問題があったとしても、それが直接漫画の表現の機会を増やしたり、元に戻ったりするわけではない。単にColaboに問題があっただけになる。