清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

暇空茜問題 日本のミソジニー?

1.まずは100分de名著(@nhk_meicho)が、2023年1月13日18時33分にしたツイートを。

 

 これ、面白かった。2月5日0時からぜひ観てください。もちろん録画も可能。

 

 筆者のメモから、読者に参考になるところを書いてみる*1

 

(1)ディストピア小説3原則

 ア.国家による性と生殖への介入

 イ.国家による知と言語リテラシーの抑制

 ウ.国家による文化・芸術への介入

 

(2)「本人を主体化しない支援は支援ではない」(筆者が聞いた限りでは、支援される人が支援内容を決定するのが大事だということ)

 

(3)避妊しない男たち

 

(4)家父長制がホモソーシャル(同性同士の絆。なお、女性はカネと権力がないので、そういうものはないらしい。番組より)を生んだ

 

(5)異性愛の男とは、ホモフォビア(同性愛嫌悪)を持っていて、ミソジニー女性嫌悪・蔑視)を通じてホモソーシャルを持つ集団に成員資格を認められた男のことである。

 

 他にもあるが、これくらいにしておくか。筆者のメモでは面白さが伝わらないかもしれないが、刺激的な内容なので、視聴を勧める。

 

2.筆者は、暇空茜問題につき、「暇空茜 自由な社会 嫌いなのか」という記事をアップした。

 

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

そこで引用したデイリー新潮の記事*2には、

「僕は温泉むすめのファンではありません。ただ、宇崎ちゃん騒動と同様に、仁藤さんは作品に対して一方的に自分たちの倫理観によって、悪と決めつけ断罪して攻撃してきた。仁藤さんの批判によって、温泉むすめの運営会社は『スポーツ文化ツーリズムアワード2021』の表彰を辞退までさせられたのです。あのやり方は魔女狩りのレベルです。あれを見て、じゃあ、あなた方がやっている事業は後ろ暗いところはないんだろうな、徹底的に調べあげてやると覚悟を決めた。それでColaboの運営や会計についての調査を開始したのです」(3ページ目)

と、怨恨による嫌がらせであることを公にした。この動機自体もどうかと思うが、それに便乗した動きもあるようだ。仁藤夢乃(@colabo_yumeno)が2023年1月12日18時29分にしたツイート。

 

 連投も全部読んでほしいが、仁藤が嫌がらせと判断したのは、たいてい男性がしたことである。ミソジニーの人が多いように感じるのは気のせいか。

 

 仁藤は、連投のうち一つで、「温泉むすめ」についての批判をしている。2023年1月12日18時44分のツイート。

 

 暇空茜も、ミソジニーのみなさんも、やることが違うのだ。例えば「温泉むすめ」が、「少女に対する性加害や性搾取を肯定し助長するような設定や描写」*3ではないことを説明すればいいのである。それすらしないで、仁藤がツイートしたような嫌がらせを実際にしたとすれば、明らかにズレた対応である。

 

3.まとまりのない内容は毎度のことで申し訳ないが、要は、暇空茜問題は、日本のミソジニーの深刻さを露わにしたということを、NHKEテレフェミニズムを題材とした番組を観て思ったということである。

*1:筆者が実際に番組を観たうえでの感想であるが、ズレていると思う人もいるだろう。

*2:「『Colabo問題』追及で7000万円の支援金を集めた男性が独占告白『これはネット界におけるウクライナVSロシアの戦争です』」(2023年1月6日。

https://www.dailyshincho.jp/article/2023/01061216/?all=1

*3:

https://twitter.com/colabo_yumeno/status/1613471890223542273