まずは2つのツイートを。
①いかりぼし*1(絵文字略。@ikariboshi1)の2023年6月3日21時33分のツイート。
そもそも扶養控除は支援ではなく全員に有る基礎的な控除
— いかりぼし🫒🐱 (@ikariboshi1) 2023年6月3日
何故か自分で稼げない子供だけ制限され、児童手当を無効化する扶養控除廃止ならやらないほうがマシ
16歳未満の扶養控除も復活せねば#扶養控除廃止反対#控除は支援ではない#手当と控除の両立を pic.twitter.com/o3cC4stgmp
②たっしー(@tassy0123)が2023年6月3日21時58分にしたツイート。
この絵見ておかしいと思いませんか?なんで年齢でこんな色々違うんですか?なんでニートでも国外の親族にでも扶養控除あるのに子供にはないんですか?児童手当所得制限でなしだと税制上ペットと同じです。子供や子育て世帯差別です。
— たっしー (@tassy0123) 2023年6月3日
#扶養控除廃止反対
#控除は支援ではない
#手当と控除の両立を pic.twitter.com/6EOYYVjgE6
文章より絵が勉強になるが、扶養控除がないのがおかしいのではなく、扶養控除が妥当かを問題にした方がいいかもしれない。
扶養控除は所得控除であるが*2、所得控除は、(控除額×所得税率)の分税金を払わないことなので、税率が高いほう、すなわち高所得者が得をする場合が多い制度である。そういうのが公平か*3を考えるべきであろう。
筆者としては、所得控除絶対反対、ではない。例えば、所得を生み出す能力が同じわけがないので、基礎控除*4が所得控除なのは合理的だと筆者は思っている。
どの制度が自分にとって得か損かだけでなく、税制が公平か、中立か、簡素なのかをチェックする視点も大事なので、あえて記事にした。
*1:当ブログの記事は敬称を略する。以下においても同じ。
*2:国税庁HP「No.1180 扶養控除」参照。2023年6月6日アクセス。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1180.htm
*3:租税の3原則が、公平・中立・簡素なのは、皆さんご存じだろう。
https://kotobank.jp/word/%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E6%8E%A7%E9%99%A4-50750
)をご一読あれ。