古い話になるが、11月3日のTV「スーパーモーニング」(テレビ朝日系全国ネット)の9時30分ごろから教育に関する討論があったが、そのゲストの一人、「プロ教師の会」の河上亮一さんのコメントには疑問がある。すなわち、河上さんは、「最近の子どもはひ弱になっている」から(いじめによる)自殺が多いという趣旨の発言をしているが、それが疑問である。
今の日本では、年間約30,000人の自殺者がいるが、彼らはみんな「ひ弱」なのか?ヾ超の変化や権利意識の向上は関係ないのか(それ自体は悪いことばかりではないし、「ひ弱」とは関係ない)?△Δ追造遼椶鯑匹鵑世海箸あるが、うつ病による自殺は回復過程が多いとされるので、回復過程でも「ひ弱」なのか? ↓△茲蝓◆屬匱紂廚世ら自殺するというのはおかしいと思う。
以前、『叱らない教師、逃げる生徒―この先にニートが待っている』(喜入克(「プロ教師の会」会員)。扶桑社)を読んだことがあるが、その当時の高校新卒生の求人倍率の低さ(1.0を切っている。つまり、全員が就職できるとは限らない)を無視して、教育現場の問題としているのに唖然とした。このように、「プロ教師」というのは、金銭をもらっている意味でのみそうなのであって、物事の判断もできない素人のようだ。