今日の読売新聞朝刊１面の書籍の広告に、面白いものがあった。
すなわち、題名は『奪還を命ず』(曙機関・編著 宝島社）。副題(たぶん)は、｢自衛隊vs．北朝鮮人民軍｣。リード文(でいいのかな)は、｢日本は北朝鮮へ自衛隊を派遣し、拉致被害者を救出すべきだ！！拉致問題の斬新な解決策が漫画で登場！｣
もちろん、読んでいないで批判するのはアンフェアだということは承知している。しかし、一言。
これが本当に解決策なのか、疑問だ。理由は以下の通り。
，海譴任蓮∨鳴鮮からすれば自衛戦争になってしまうので、日本に国際世論はつかないだろう（ついでに、日本が北朝鮮に自衛隊を派遣することについては、急迫性がないので、自衛権の行使には当たらないと思う)。
拉致被害者の方が殺されるということはないのだろうか。報道に接する限り、また、私が考えた限りでも、拉致被害者の方は厳格に管理されているはずで、戦争状態になったら、殺されるという可能性は十分にあるだろう(ましてや、拉致被害者の方に責任はないのだから、殺されるということは絶対に避けなければならない)。
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