１．女子バスケットボールの、オリンピック最終予選の東京開催がなくなった（今日の讀賣新聞スポーツ面２５頁参照）。原因は、日本バスケットボール協会の騒動により、東京都から助成を受けるのが難しいためのようだ。男子世界選手権の赤字が発端と聞いていたが（浜松や仙台はお客さんが来ていなかったのだろうか。もっとも、私も行っていないが。世界のバスケ事情を知らなかったもので（日本とアメリカしか知らなかった。ＮＢＡがいろいろな国籍の選手がいるリーグであることすら知らなかった）。若干後悔している）、どうも主要な論点は人事に移ったようだ。速やかな解決を期待したい。
２．女子バスケットボールや、明日から行なわれる野球のオリンピック予選のように、オリンピック予選が海外で行なわれることは当然あるが（他各種競技も同じだろう）、オリンピックの予選の一部が必ず日本で行なわれる競技もある。それは、今行なわれている、バレーボールのワールドカップである（９回連続で日本。昔は海外でやっていたのかな）。ついでに言うと、男女とも、オリンピックの最終予選は、日本でやるそうだ。さらに追い討ちをかけると、昨年の世界選手権は日本でやったし（女子は今度の大会も日本でやるそうだ）、オリンピックの翌年にやるワールドグランドチャンピオンシップという国際大会も会場は日本だ。
それなのに、女子はワールドカップでオリンピック出場権をつかめず、男子も同様である。なぜなんだろう。
技術的な面などは、素人なので語らないが、それ以外の面では、思ったことがある。
ジャニーズのタレントさんの華やかさの裏で、旭化成スパーキッズや茂原アルカスなど、トップチームの消滅がある。オーナーが魅力を感じていないわけで、まずはそこからの改善が必要ではないか（Ｖリーグをホーム＆アウェイ制にする、興行権をチームが全部持つ（これは調べていない。情報求む）というのが試案）。
日本で必ず国際大会をやるという恵まれた現状で、心の緩みがないか。ワールドカップを含め、どんどんアウェイゲーム（海外開催）にするべきではないか。
人材交流を活発化すべきではないか。石島雄介選手や、高橋みゆき選手みたいに、もっと海外を経験する選手が出てこないものか。また、Ｖリーグにもっと外国人を集めるべきではないか（プレミアのチーム数を増やして、外国人２人にするのが試案）。
バスケットボールばかり取り上げてナンだが、アリーナ（体育館）スポーツの王様は、日本ではバレーボールのはずである。それがこの体たらくでは、バスケットボールにその座を譲るのは時間の問題だ（過大評価かな）。Ｖリーグプレミアが世界一のリーグになること、ならびに日本代表のメダルを期待したい。
