スポーツニッポンの右記のページ(http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/01/03/07.html)
によると、2007年1年間の全国の交通事故死者数が54年ぶりに5000人台となったという。
私は最近、『トヨタの正体』(横田一=佐高信 金曜日)という本を読んだ。そこで、トヨタ自動車は今までいくら人を殺しているんだという趣旨の文章が書いてあった。
しかし、それは過去の話で、シートベルトの徹底や、ボディのレベルアップなどで、交通事故死は減っているのが現実である。
どこのメーカーが死者減に貢献しているかはわからないが、一般論としては、自動車メーカーは交通事故死の減少のために努力しているといえるだろう。
それはさておき、交通事故死は痛ましい。より減らすにはどうすればいいのだろうか。
まもなく後部座席のシートベルトも義務化されるが、これも死者減に期待できそうだ。
しかし、歩行者の死者を減らすにはどうしたらいいだろう。歩行者を優先としつつ、経済活動が活発になる政策はないものだろうか。