清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

箱根駅伝 選手育成の 競走だ

第84回東京箱根間往復大学駅伝競走は、駒澤大学が3年ぶりに優勝して幕を閉じた。

今回目立ったのは、棄権が3校(順天堂大学大東文化大学東海大学)あったことだ。調整や体調などが悪かったのか。お気の毒なことだ。

それにしても、棄権の決断をした監督には敬意を表したい。そもそも箱根駅伝は(ほとんどの駅伝がそうだろう。例外で思いつくのは、国際千葉駅伝私見))、母校が勝つことより、選手育成が大事な大会だからである(『駅伝がマラソンをダメにした』(生島淳 光文社新書)参照)。その大会の精神を忘れず、棄権の英断をしたのだから、敬意を表さざるを得ない。選手の方の捲土重来を心よりお祈りしたい。

選手育成で思ったのだが、箱根駅伝がこれだけ盛り上がる反面、日本のマラソン・長距離界はそれほど盛り上がっていない。箱根駅伝未経験者のマラソンホープもいる。箱根駅伝の改善が検討されるべきかもしれない(1人当たりの距離を短くしたりするなど。もっとも、中継所は、距離だけでなく、スペースの問題もあるから難しいかもしれない)。