清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

新聞と 雑誌が「ごちゃごちゃ うるさいぞ!」

1.今日は、週刊文春(2008年6月26日号)などの発売日。今日の読売新聞朝刊8頁(仙台では)で週刊文春の見出しを見ると、徳岡孝夫さんの『メタボ検診だの、後部シートベルトだの、傘さし自転車禁止だの お上がごちゃごちゃうるさいぞ!』が目についた。

ゆえに、この記事のタイトルとして一部を拝借したが、拝借するほどすばらしそうだというわけではなく、むしろその逆。

メタボ検診については措いておくとして(個人的には、運動、食事、休養が大事で、ウエストラインが大事だとはいえないと書いておく)、後部シートベルトや傘さしについて、お上が言うのは当然だろう。

一般になぜ交通事故死が1万人を割るなど、劇的に減少しているかというと、シートベルトの着用が原因の一つだという。ならば、後部座席の乗客にシートベルトを付けさせて、事故による死者を減らす政策は、合理的ではないのか(もし否定するならば、後部座席のシートベルトは死者減と関係ないというデータを出してほしい)。

傘をさしながらの自転車運転は、以下の2点により、誰でも危ないとわかるだろう。すなわち、〇韻鮖?辰疹豺腓離灰鵐肇蹇璽襪隆躙雲、∋韻鮖?燭覆った場合でも視界が悪くなる危険性、である。これで迷惑を被る可能性があるのは、運転している当人だけでなく、歩行者もである。ゆえに、お上が言うのは当然だろう。

どうも、徳岡さんのほうが、「ごちゃごちゃうるさ」かったようだ。

2.話は変わるが、これのみならず、最近の新聞や雑誌は、「ごちゃごちゃうるさい」と思う。

(1)「読売ウィークリー」2008年6月29日号の広告が読売新聞2008年6月16日月曜日朝刊スポーツ面18頁(仙台では)に載っていたが、その中に、「他人のせいにするな!」とある。しかし、都合の悪いことが起こったら他人のせいにするのは自然だろう(この観点から、秋葉原の通り魔事件の責任能力は、たぶん問題がないと推測する)。ついでに書くと、この雑誌を立ち読みしたところ、写真を撮る事を叩いているが、それなら雑誌の人も写真撮るなよ(その他、私見は「アキバ事件 あらぬTVが 多いよな 」(URL: http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/42857474.html
参照)!

(2)2008年6月19日朝刊2頁(仙台では。夕刊のある地域では昨日)「よみうり寸評」(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column2/news/20080618-OYT1T00459.htm
によると、幼女連続誘拐殺害事件の死刑囚が「「絞首刑は残虐」と発言した」ことについて、「彼の犯行こそ残虐そのものではないか」と怒っているが、意味はない。肝心なのは、主張の正しさかどうかで、主張をした人がどうかではない。こんなこともわからないようでは、事実を伝えるべき新聞記者失格である。

(3)週刊文春に戻ると、「鳩山法相vs人権派」とあるが、人権派という表現は主に保守系メディアのせいで蔑称として使われているので、まともに読者に伝えたいならば、使わないほうがよいだろう。たぶん、上杉隆さんは、まともでない物書きなのだろう。

(4)週刊新潮2008年6月26日号の見出し(今日の読売新聞朝刊4頁の下の広告)には、「通り魔「礼賛」の書き込みは増える一方」とあるが、削除しなければ増える一方なのは当然じゃないか。冗談はさておき、おそらく、この記事は、「礼賛」の書き込みを叩くだろうが(読んでないのでなんとも言えないが)、それでは時代を読むことができない。なぜ「礼賛」の書き込みがこれだけあるのかを、否定的でなく見なければ、時代はわからないだろう。