asahi.com「学校選択制、導入進まず 「検討中」1割以下に半減」(http://www.asahi.com/national/update/0522/TKY200805220341.html)
によると、「入学する公立小中学校を自由に選べる学校選択制の導入が広がっていない」という。
上記のサイトは、導入のメリットが書いていないので不公平だが、それはさておき、「「導入して悪かった点」は、中学校についての複数回答によると「通学距離が長くなり、登下校時の安全確保が難しくなった」が最多で44%。「学校と地域の連携が希薄になった」(28%)」とのこと。
これらの「悪かった点」や予見可能で、現にそうなっているのだから、学校選択性が進んでいないのは当然といえよう。
仮にこれからも推進するとして、これらの「悪かった点」を凌駕できる理由があるのだろうか(私はないと思うので、選択性をやめてもいいと思う)。
本当に大事なことは、公立の学校が利用可能で、かつ充実していることである。これが十分でも、私立の方がいいのであれば、それは仕方がないだろう。