清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

教科書は 現場任せが 理想だよ

2013年8月7日7時から、NHKラジオ第1で全国放送されたNHKラジオニュース(サイトはhttp://www.nhk.or.jp/r-news/

)で聴いた話だが、NHK NEWS WEB「大阪市教委 主体的に教科書選定へ」(2013年8月7日5時44分。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130807/k10013597101000.html
)によると、「大阪市教育委員会は、高校で使う教科書を決める際、これまでのように学校が選んだ教科書をそのまま認めるのではなく、教育委員会がより主体的に調査したうえで選ぶという方針を決めました」とのこと。
 
読み進めると、「この理由について、委員からは「教科書の採択は教育委員に与えられた重要な権限で、積極的に関わって責任を果たすべきだ」という意見が出たということ」だそうだ。
 
委員の主張は理解するが、現場に近い先生より現場から遠い教育委員が選ぶのが妥当な理由がわからない。
 
高校の先生は科目別。その先生の知識や授業のしやすさ、学校の状況を軽視して教育委員が選ぶのがいい理由も見いだせない。
 
NHK NEWS WEBによると、「高校の教科書の採択方法については法律で具体的に定められていません」とのこと(公立の小中学校は学校設置者の教育委員会に採択権があるとされる。ウィキペディア「教科書採択」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E6%8E%A1%E6%8A%9E
)参照)。だからと言って現場から遠い委員が勝手に選び、先生の創意工夫を削ぐのがいいとは思われない。
 
大阪市だから好き勝手にやればいいが、全国的に波及したら問題だし、むしろ法律を改正して義務教育段階でも学校で選択するようにすべきである。学校選択制が導入されているところがあるわけだし、学校ごとに個性が出ていいと思うからだ。