Yahoo!ニュース「＜無期懲役＞獄死１０年で１２０人 実質「終身刑」に」（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000057-mai-soci）によると、 嵬鬼錂役刑の服役中に死亡した受刑者は、９８～０７年の１０年で計１２０人に上り、仮釈放者数の計７９人を上回っている」、◆孱娃掲末の無期受刑収容者は戦後最多の１６７０人」、「過去１０年の無期懲役確定者は計８８７人。年々増加傾向にあり、０６年は期間中最多の１３６人」、ぁ孱娃掲末現在の収容者の平均年齢は５２．９歳。４０年以上の長期収容者は１８人で、うち５人は５０年以上収容されている」、ァ峅昭疂釮泙任諒振兌?憧鉸屬錬坑固に２０年１０カ月だったが、０６年は２５年１カ月に延びた。０７年は仮釈放者が１人で３１年１０カ月。過去１０年では９割近くが２０年以上を要している」、Α嵬鬼錂役受刑中の死亡者は０１年以降、年１１～１８人と２けたで推移。０４年以降は毎年、仮釈放者数（年１～１０人）を上回っている」、というのが現実だという。
もちろん、考えられる原因は、「被害者感情を背景とした厳罰化の傾向や、０４年成立の改正刑法で有期刑の上限が２０年から３０年に引き上げられたことなど」だろう（カギカッコ内上記Yahoo!ニュース）。
ところで、これをどう評価するのかは難しい。厳罰化の傾向や上限が上がったのが悪いというわけではないからである（被害者感情は考慮しなければならないし、上限だって、国際刑事裁判所レヴェル）。
ただ、これらのデータを頭に入れて、無期懲役刑だって結構重い（だって、仮釈放される人より死ぬ人が多いもんな）ということを理解し、それに加えて、さらに残虐な死刑を存置していいのか、ということを考えるべきだろう。
